人気ドラマ『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』や『ザ・ルーキー』に主演し、ここ近年は映画界でも活躍が目覚ましいネイサン・フィリオンが、自身のプロダクション会社 Collision33を設立し、ライオンズゲートとファーストルック契約を結んだことが明らかとなった。
長年のビジネスパートナーとともに設立
米Deadlineによると、Collision33は、長年にわたってネイサンのビジネスパートナーを務めてきたミシェル・チャップマンと共同で設立され、『BONES』やドラマ版『ターナー&フーチ/すてきな相棒』で指揮を執ったジョシュ・レヴィが開発部門の責任者を務めるという。
昨年12月に世界的なコンテンツ・プラットフォーム eOneを買収したライオンズゲートは、「TVと映画、アニメーション、ビデオゲームにおける傑出したパフォーマンスでキャリアを築いた、ネイサン・フィリオンとのコラボレーションを楽しみにしています。ネイサンは、スタジオに豊富な経験と創造性をもたらしてくれるでしょう」と声明を発表した。
ネイサンは、「ライオンズゲートとの関係を拡大できることに心から興奮しています。eOne は、『ザ・ルーキー』とそのスピンオフ『The Rookie: Feds(原題)』で、ミシェルと私にとって素晴らしいパートナーでいてくれました。このパートナーシップは、意義あるストーリーを伝え、世界中の視聴者の共感を呼ぶコンテンツを制作する素晴らしい機会となるでしょう」と展望を述べた。現時点では、Collision33が計画しているプロジェクトは発表されていない。
2000年代前半に米FOXのSFドラマ『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』と映画版『セレニティー』でカルト的な人気を誇っていたネイサンは、米ABCにて2009年から8シーズンにわたって主演した『キャッスル』で人気を不動のものに。同シリーズ終了後は、引き続きABCの『ザ・ルーキー』で主演・製作総指揮を兼任するかたわら、DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』やマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に出演し、映画界へ活躍の場を拡大。新生DCユニバースの第1弾映画『Superman: Legacy(原題)』では、コミックでグリーン・ランタンとして登場するガイ・ガードナー役に決定している。
ネイサンが主演する『ザ・ルーキー』シーズン6は、米ABCにて2月20日(火)より放送スタート。プロダクション会社の設立で、ますます多忙を極めそうなネイサンの今後の活躍に注目しておきたい。
『ザ・ルーキー』シーズン1~3はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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Photo:『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』©ABC Studios