大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でレイニラ・ターガリエン王女を演じるミリー・アルコックが、ジェームズ・ガンとピーター・サフランが手掛ける新たなDCユニバースでスーパーガール役を務めることが分かった。米Deadlineが報じている。
従来のスーパーガールとは異なる!
スーパーガール役の選考が進んでいることについては今月に入ってから何度か報じられていた。オーストラリア出身で現在23歳のミリーは、『コーダ 愛のうた』やNetflixのファンタジーホラー『ロック&キー』に主演したイギリス出身のエミリア・ジョーンズ、ディズニーの人気ミュージカルドラマ『ゾンビーズ』シリーズのアディソン役で知られ、『ジャスティス・リーグ』アニメ映画などでスーパーガールの声を担当していたメグ・ドネリーを押さえて、この役を勝ち取ったようだ。
新スーパーガールは、ジョージア州で撮影が始まろうとしているガン監督の『Superman Legacy(原題)』に登場するという噂があるが、まだはっきりしてはない。現在分かっているのは、彼女がスーパーガールを主役にした映画『Supergirl: Woman of Tomorrow(原題)』に出演する前にこのプロジェクトのどこかで姿を見せるということだ。『Supergirl: Woman of Tomorrow』は1年前にDCのスタジオ・プレスデーで初めて発表されたプロジェクトで、監督を誰が担当するのは不明。原作は、トム・キングが2022年に発表したコミックシリーズで、ビルキス・イヴリーがイラストを担当している。
1年前の発表時、ガンはスーパーガールについて次のように説明していた。「私たちのシリーズでは、スーパーマンとスーパーガールに大きな違いがあります。スーパーマンが幼い頃に地球へ送られ、愛情深い両親に育てられたのに対して、スーパーガールはクリプトン星の欠片のような岩の上で育ち、生まれてから14歳になるまで、周りの人たちが酷い死を遂げたり惨殺されたりするのを見てから地球にやってくるからです。彼女はもっとハードコアで、私たちが見慣れているスーパーガールとは異なります」
そんなガンは今回、Deadlineが報じた配役決定の記事をリポスト。「この記事の通りです。ミリーは素晴らしい若手俳優であり、DCユニバースに加わってくれてとても感謝しています。彼女のことを最初に知ったのは『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』ですが、スーパーガールのオーディションやスクリーンテストでの演技に圧倒されました」と、彼女を選んだ理由も述べた。
2025年7月に全米公開予定の『Superman: Legacy』では、スーパーマン/クラーク・ケント役にデヴィッド・コレンスウェット(『ハリウッド』『ザ・ポリティシャン』)、ロイス・レイン役にレイチェル・ブロズナハン(『マーベラス・ミセス・メイゼル』)、レックス・ルーサー役にニコラス・ホルト(『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』)が決定している。
ミリーが出演する『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.