【今週の海外ドラマ放送・配信予定】『Mr. & Mrs.スミス』ドラマ版、『ジーニアス』第4弾も！スポーツ界の闇にも迫る

1月29日（月）から2月4日（日）までの間に配信・放送がスタートする最新の海外ドラマをご紹介！　今週は、ハリウッドのビッグスターが共演した大ヒット映画『Mr. & Mrs.スミス』のドラマ版がついに到着。そのほかには、天才を取り上げるアンソロジーシリーズ『ジーニアス』第4弾、バイアスロン、テニスの世界をそれぞれ舞台にしたスポーツ・ミステリー作品も。

基になった映画より人気な海外ドラマ5選

配信で海外ドラマを楽しめるようになってから、毎月続々と発表されている新作。完全オリジナルもあれば、ベストセラー小説や漫画を原作にしたものもあるが、映画のシリーズ化も例が多い。キャストやビジュアルに大規模な予算をかけて製作された映画をシリーズ化するとなると、クオリティが劣るのではという心配の声もあがり...

Amazon Prime Video配信予定

『Mr. & Mrs.スミス』

2月2日（金）配信スタート。

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが恋に落ちた凄腕の殺し屋カップル役で初共演、大ヒットを記録した2005年の同名映画のドラマ版。だが、こちらのスミス夫婦は、お互いに正体を隠して恋愛結婚した映画版と異なり、スパイとして任務を果たすための偽装結婚ということになるようだ。基本設定を変更することで二人の関係性もより気になることに！？

スミス夫婦を演じるのは、『アトランタ』のドナルド・グローヴァーと『オビ＝ワン・ケノービ』のマヤ・アースキン。ドナルドは、『アトランタ』で組んだフランチェスカ・スローンとともにクリエイターも務める。そのほかのキャストは、『リトル・ミス・サンシャイン』のポール・ダノ、『ロスト・イン・スペース』のパーカー・ポージー、『ナルコス』のワグネル・モウラ、『サンズ・オブ・アナーキー』のロン・パールマン、『薔薇の名前』のジョン・タートゥーロ、『トゥルーブラッド』のアレキサンダー・スカルスガルドなど。

ナショナル ジオグラフィック放送予定

『ジーニアス：キング牧師とマルコムX』

2月2日（金）放送スタート。

アルバート・アインシュタイン、パブロ・ピカソら、人類の歴史に偉大な足跡を残す「天才」たちの波乱に満ちた人生を追うアンソロジーシリーズ『ジーニアス』の第4弾！　公民権運動の偉大な指導者、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとマルコムXの波乱に満ちた生涯に迫る。

これまで何度も映像化され、デンゼル・ワシントン、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ジェフリー・ライトといった名優が演じてきたマーティン・ルーサー・キング・ジュニアとマルコムX。ともに1920年代生まれの彼らは、まったく異なる人生を歩みながらも、迫害されてきた自分たち黒人を解放するという共通の目標を持っていた…。非暴力を提唱したキング牧師と、急進的なイスラム教導師マルコムXというコインの裏表であった二人は、黒人解放のために闘いながら互いを刺激し合う。そんな天才たちの波乱に満ちた子ども時代から、40歳前に迎えた死に至るまで、その生涯を探求する。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア役はケルヴィン・ハリソン・Jr（『シカゴ7裁判』『エルヴィス』）、マルコムX役はアーロン・ピエール（『クリプトン』）が務める。

ミステリーチャンネル放送予定

『バイアスロン殺人事件～閉ざされた銀世界の秘密』

2月3日（土）放送スタート。

2023年にフランスで放送された全4話のフレンチ・ミステリー。バイアスロンのスター選手が殺され、捜査を進めるうちに雪深い村に隠された人間模様や秘密が暴かれていく…。

『アストリッドとラファエル　文書係の事件録』でラファエルの同僚二コラを演じるブノワ・ミシェルが出演。共演は、『スタンディング・アップ！』のマリアマ・ゲイェ、『アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班』のニコラ・ゴブなど。

まもなくバイアスロンのワールドカップ開催地となる村で、スター選手アベル・ゲランの射殺体が発見される。グルノーブルの憲兵隊から派遣されたシサコ大尉は、サルヴィ中尉率いる地元の憲兵隊とともに捜査に当たる。地元出身のチャンピオンのアベルは誰からも愛されており、コーチのジャン、姉ジュスティーヌ、恋人マノンといった関係者に話を聞いても、殺される理由は皆無に見えた。しかし捜査を進めるうち、シサコは隠された秘密を見出していく…。

『フィフティーン・ラブ～天才プレーヤーの告発』

2月3日（土）放送スタート。

華やかな英国テニス界の舞台裏に潜む、どす黒い欲望と闇を描く最新スポーツミステリー。勝つためには手段を選ばない、プロスポーツの世界の裏側に渦巻く闇をスリリングに描く。

10代で頭角を現し、コーチのグレンとともに一躍スターの座にのし上がった英国テニス界の新星ジャスティンは、全仏オープンの準決勝で悲劇に見舞われ、選手生命を絶たれてしまう。5年後、母校のテニスアカデミーで理学療法士として働くジャスティンの元に、別の選手を全仏オープン優勝へ導いたグレンが戻ってくる。心身の傷は癒えたと思っていたジャスティンだが、グレンとの再会に激しく動揺してフラッシュバックに襲われ、ふとしたきっかけからグレンを告発する。厳格なテニス界に激震が走り、ウィンブルドン開幕が目前に迫る中、ジャスティンとグレンの真実をめぐる闘いを通して、嘘と欺瞞にまみれた過去が明らかになっていく…。

ジャスティン役に起用されたのは、新星エラ・リリー・ハイランド。スポーツ一家に生まれた彼女は、プロ選手の指導を受けて天才選手として説得力のあるプレーを披露。本作での演技力と存在感がメディアで絶賛され、キーラ・ナイトレイ主演の新作ドラマ『Black Doves（原題）』への出演も決まっている。コーチのグレン役は、映画『ホビット』シリーズや『風の勇士 ポルダーク』で知られるエイダン・ターナーが演じる。

BS11放送予定

『リドリー～退任警部補の事件簿』シーズン1

2月3日（土）放送スタート。

刑事ドラマ『ライン・オブ・デューティ』のテッド・ヘイスティングス役で知られるエイドリアン・ダンバーが、早期退職した元刑事を演じる英国ミステリー。『ヴェラ～信念の女警部～』の脚本家ポール・マシュー・トンプソンがクリエイターを務める。

レコードとウイスキー、そして家族を愛するアレックス・リドリーは優秀な刑事として活躍していたが、妻と娘を亡くしたことから早期退職して静かに暮らしていた。自分の後任には信頼を置く後輩のキャロルを指名したものの、彼女は着任後に初めて任された捜査でリドリーに協力を求める。その事件の被害者は、リドリーが14年前に担当した誘拐事件の容疑者だった…。

本国イギリスで2022年に始まった同作は、現在シーズン2の撮影が行われているようで、ファーストルック画像が地元メディアで紹介されていた。そんな新シーズンに向けて、すでにご覧になった人ももう一度復習しておいてはいかがだろう？

アクションチャンネル放送予定

『ランサム 交渉人』シーズン1～3

2月4日（日）放送スタート。

危機管理と交渉のエキスパートチームが巧みな交渉術で人質の命を救う、一話完結型クライム・サスペンス。実在の敏腕交渉人の実体験に着想を得て作られた、カナダ発の人気ドラマだ。企画・製作総指揮を務めるのは、大ヒットドラマ『X-ファイル』でエミー賞候補となったフランク・スポトニッツ。

メインキャストは、『Black Sails／ブラック・セイルズ』のルーク・ロバーツ、『ノーマル・ピープル』のセーラ・グリーン、『グレイスランド　西海岸潜入捜査ファイル』のブランドン・ジェイ・マクラレン、『24 -TWENTY FOUR-』のナズニーン・コントラクター。

ベテラン交渉人のエリック・ボーモントが関わる人質事件の交渉現場に、交渉人志望のマキシン・カールソンが飛び入りで参加する。そこで事件解決の手がかりを掴んだマキシンに、エリックはデンバーで起きた誘拐事件の現場への同行を許可するが、彼女はある大きな秘密を隠していた。チームは誘拐された子どもを取り戻そうと奮闘するが、そのうち8年にわたって家族を苦しめてきた謎が明らかになり…。

（海外ドラマNAVI）