ンクーティ・ガトワ(『セックス・エデュケーション』)演じる15代目ドクターが活躍する『ドクター・フー』新シーズンで新たに起用されたキャストが、わずか1シーズンで降板するようだ。米Deadlineが伝えている。
新たに加わったシーズンがお披露目される前に…
放送局のBBCと製作会社のBad Wolfは、『ドクター・フー』新シーズンでンクーティ演じるドクターのコンパニオン、ルビー・サンデーに扮したミリー・ギブソンの代わりを見つけたと報じられている。同シーズンで加わったキャストが早くも降板するというニュースは、世界中のフーヴィアン(同作ファン)に衝撃を与えている。
『ドクター・フー』の事情通として知られる英Daily Mirror紙のニコラ・メスベンによると、シーズン14のみの出演となったミリーの代わりを務めるのは『キャシアン・アンドー』のシンタ役で知られるヴァラダ・セスだという。
BBCとBad Wolfは現時点でコメントに応じていないが、この話は否定されていない。さらに、同時期にはドクター役のンクーティが自身のInstagramストーリーズでミリーと一緒に撮った写真を「わたしのかわいこちゃん」とふたご座の絵文字とハートの絵文字をつけて投稿。この意味深な投稿からも、ミリー降板のニュースを認めているのではないかと推測されている。
同紙によると、この決定はショーランナーのラッセル・T・デイヴィースによって下されたもの。昨年12月末に英BBCでお披露目された新シーズンのプレリュードに当たるエピソード「ルビー・ロードの教会」で初めて『ドクター・フー』の世界に加わったミリーだが、今年5月より本国で放送されるシーズン14に出演した後はクリスマス特番などにも登場しないという。
Next stop, all of time and space! ✨
Watch the moment Ruby Sunday first enters the TARDIS in 'The Church on Ruby Road' 👀 #DoctorWho pic.twitter.com/sNeZ5RuGwZ
— Doctor Who (@bbcdoctorwho) December 26, 2023
「ミリー・ギブソンはほぼ去ったも同然ですが、まったく新しい仲間が期待を膨らませています」と同紙の情報筋は語る。「ラッセルは物事を前進させ続ける人で、ダラダラと気を抜くことはありません。それは確かです」と話したほか、新キャストとされるヴァラダについても「ヴァラダはまさに宝石と言える存在で、ラッセルは彼女の才能に圧倒されました。キャストとスタッフは本当に温かく彼女を迎え入れましたし、ファンもそうであるに違いないとデヴィッドは思っています」
自身が参加した最初のシーズンが正式にお披露目される前に交代するという異例の事態が事実だったとして、その真相が明かされる日は来るのだろうか? 番組からの正式な発表をしばし待ちたい。
『ドクター・フー』のルビー・サンデー役ミリーがデビューしたエピソード「ルビー・ロードの教会」などはDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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