『メディア王』スピンオフは最悪のアイデア!?ローマン役キーラン・カルキンが語る

1月7日(日)に開催された第81回ゴールデン・グローブ賞受賞式にて、『メディア王 ~華麗なる一族~』ローマン・ロイ役で見事にドラマ部門主演男優賞に輝いたキーラン・カルキン。『メディア王』のスピンオフについて自らの考えを明かした。

『メディア王』スピンオフは最悪!?

受賞スピーチでは、ドラマ部門主演男優賞で競っていた『The Last of Us』のペドロ・パスカルに対して「文句ないだろ。僕のものだ」とジョークで会場を沸かせたキーラン。

会場に入る前のレッドカーペットでは、米Varietyのインタビュー中に、『メディア王』のスピンオフについて質問されると、「それはひどいアイデア」だと回答。インタビュアーがその理由を聞くと、「みんな『フレイジャー』は大好きだった。でも、すべての番組が『フレイジャー』になれるわけじゃないんだ」と答えた。

キーランが言及した『そりゃないぜ!? フレイジャー』(1993年~2004年)は、大ヒットシットコム『チアーズ』(1982年~1993年)のスピンオフ作品で、エミー賞作品賞を5年連続で受賞するなど、本家同様にヒットしたコメディシリーズ。

その後すぐに、ロイのいとこグレッグ(ニコラス・ブラウン)のキャラクターをベースにしたスピンオフならいい作品になるかもしれない、とコメント。「ローマンも時々登場できるかもね?」と聞かれると「そうだね。拍手しながら入場するとか?この作品でできるかな?それならいいね」と前向きな発言も。

今回のゴールデン・グローブ賞で『メディア王』は、キーランの主演男優賞のほか、作品賞、主演女優賞(セーラ・スヌーク)、助演男優賞(マシュー・マクファディン)を受賞し、ドラマ部門を席巻した。(海外ドラマNAVI)

参照元:Variety

Photo:© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.