2023年もいよいよあと1週間。12月25日(月)から12月31日(日)までの間に配信・放送がスタートする最新の海外ドラマをご紹介! 今週は、人気の医療ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』最終シーズンがついに到着。スペイン発の大ヒットドラマ『ペーパー・ハウス』の新たなスピンオフ、独占日本初放送番組も含めたアガサ・クリスティー特集も。
目次
Netflix配信予定
『ベルリン』
12月29日(金)配信スタート。
『ペーパー・ハウス』でペドロ・アロンソが演じた人気キャラクター“ベルリン”を主人公にしたスピンオフ。あの出来事より前の時代に彼が計画していたパリでの一世一代の強盗計画を描く。本家からはペドロのほか、リスボン役のイツィアル・イトゥーニョ、アリシア・シエラ役のナイワ・ニムリなども出演。
ベルリンは、仲間とともにパリのカタコンブ(地下墓地)を使ってオークションハウスの宝飾品を盗む計画を立てる。計画を進める中で、そのオークションハウスの支配人の妻と恋に落ちるベルリン。スペイン人らしくド派手な彼の強奪計画と愛の行方は…?
U-NEXT配信予定
『ファイア・カントリー』シーズン1
12月29日(金)配信スタート。
ある受刑者が、贖罪と刑期短縮を求めて消防プログラムに参加。一緒にプログラムに参加したほかの受刑者とともに、エリート消防士たちに混ざって地域一帯の大規模な火災を鎮めるために奔走する。
昨今アメリカでは火事が相次いでいることが日本でも伝えられているため、この作品はそうした状況も受けて臨場感たっぷりなものになっているのかもしれない。主演のマックス・シエリオット(『SEAL Team/シール・チーム』)がクリエイター・製作総指揮も兼任。大物プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(『CSI:科学捜査班』)をはじめ、トニー・フェランとジョーン・レイター(『グレイズ・アナトミー』)も名を連ねる。
共演は、ケヴィン・アレハンドロ(『LUCIFER/ルシファー』)、ジョーダン・キャロウェイ(『ブラックライトニング』)、ダイアン・ファール(『NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』)、ビリー・バーク(『暴走地区-ZOO-』)など。
『ラ・ブレア』シーズン1
12月31日(日)配信スタート。
突然不思議な場所へ身を置くことになった人たちが、危険な生き物に襲われたり正体不明の人物の存在を感じたりしながら生還しようとするという、『LOST』を彷彿とさせるSFドラマ。クリエイターは、『メンタリスト』の脚本家を務めたデヴィッド・アッペルバウム。
キャストはナタリー・ジー(『アンダー・ザ・ドーム』)、オーエン・マッケン(『ナイトシフト 真夜中の救命医』)、ジョン・セダ(『シカゴ P.D.』)など。
物語の舞台はロサンゼルスの中心部に位置するラ・ブレア地区。渋滞で混雑する道路に、突如として巨大なシンクホール<陥没穴>が開き、大勢の人々や車、建物が瞬く間に落下。突然の大災害を目の当たりにし、地上に取り残された人々は、穴に飲み込まれた大切な人々の生存を信じ、決死の救出を試みる。先日シーズン3で終了することが発表された。
『シカゴ・メッド』シーズン4
ヒットメイカーのディック・ウルフが贈る、シカゴを舞台にした人気医療ドラマ。
このシーズン、サラは父親が殺人犯であることを黙っていたチャールズへの不信感を拭いきれず、ある決断をする。一方、結合双生児の分離手術に成功したコナーは、メイヨー・クリニックから引き抜きのオファーを受ける。グッドウィンやエヴァに引き留められる中、コナーが下す決断とは。そしてプロポーズに成功したウィルとナタリーのその後は…?
FOX放送予定
『レジデント 型破りな天才研修医』シーズン6
12月25日(月)放送スタート。
ジョージア州アトランタにある有名総合病院、チャステイン・パーク記念病院を舞台に奮闘する若き医師たちを描く医療ドラマ。上層部が利益を優先して隠蔽や不正を繰り返す中、現場では医師や看護師が命と向き合う。医療とは“正義”なのか“ビジネス”なのか…。型破りな天才研修医コンラッドが、金と欲にまみれた病院上層部に立ち向かっていく。
最終となるこのシーズン6では、前シーズンで大切なパートナーであるニックを亡くしたコンラッドが、悲しみの中、生まれたばかりの娘ジジと幸せな人生を歩むために病院を辞めてプライベートドクターへ転身。その決断から数年、チャステイン・パーク記念病院に戻った彼は再び病院医療と向き合うことになる。さらに、『HAWAII FIVE-0』のアダム・ノシムリ役で知られるイアン・アンソニー・デイルが、インターベンション心臓病学専門医のジェームズ・ヤマダとして登場! 登場してすぐにビリーをデートに誘い、コンラッドの心を乱す存在に。
AJとパドマは双子を授かるが、妊娠は順調と思っていた矢先にパドマが倒れてしまう。検査の結果、双子の血管がつながり、母子ともに危険な状態であることが発覚。チャステイン・パーク記念病院には手術をするための機材がないためオーランドの病院へ緊急転院を試みるが、悪天候で搬送用のヘリコプターが離陸できず…。最終シーズンであるシーズン6では、ドラッグ、銃撃事件、公的予算の削減など、現在のアメリカを取り巻く問題が浮き彫りになるだけでなく、コンラッドをはじめとした医師たちが、自身の問題と向き合いながら自分の人生を前向きに歩んでいく姿が描かれる。
ミステリーチャンネル放送予定
『名探偵ポワロ』
12月25日(月)放送スタート。
英ITVで1989年から2013年まで、およそ四半世紀にわたって続いた大人気シリーズ。“ミステリーの女王”アガサ・クリスティー作品の探偵として最も有名な、大きな口髭と灰色の脳細胞が特徴のエルキュール・ポワロをデヴィッド・スーシェが演じる。
ポワロは、戦争を機にイギリスへ亡命してきた元ベルギーの警察官で、潔癖症と言えるほどの清潔好き。常にシンメトリーを重んじ、毎日手入れをする口髭ももちろん左右対称。自慢の「灰色の脳細胞」をフル回転させ、相棒のヘイスティングス大尉や頼りになる秘書のミス・レモン、懇意にするジャップ警部とともに、難事件を鮮やかな推理で解き明かしていく!
全70話の二ヵ国語版が、12月25日(月)朝6:00より一挙放送。字幕版はミステリーチャンネルのオンデマンドにて見逃し配信される。
『アラン・カーの冒険 アガサ・クリスティーの世界』
12月29日(金)放送スタート。
『名探偵ポワロ』などとともにクリスティー特集にラインナップされたのは、これが独占日本初放送となるクリスティーにまつわる旅番組。英国の人気コメディアンのアラン・カーが、クリスティーの文学的生涯を辿る。映像化もされた失踪事件をはじめ、離婚、肉親の死など厳しい現実と向き合いながらも執筆活動をした背景や素顔に迫る。
クリスティー本人および彼女が生んだ有名な二人のキャラクター、ミス・マープルとエルキュール・ポワロゆかりの地を訪ね、時代を超えた人気を誇る作品の魅力を解き明かしていく。クリスティーが過ごしただけでなく、「ABC殺人事件」や「五匹の子豚」といった創作活動にインスピレーションを与えたグリーンウェイハウス(『名探偵ポワロ』の「死者のあやまち」の撮影地でもある)や「そして誰もいなくなった」で有名なバー・アイランドも登場。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『レジデント 型破りな天才研修医』© 2022 Fox Media LLC. All rights reserved./『シカゴ・メッド』© 2019 Universal Studios. All Rights Reserved./『ベルリン』Netflixにて12月29日(金)配信スタート/『アラン・カーの冒険 アガサ・クリスティーの世界』© Boom Cymru TV Ltd MMXXII/『名探偵ポワロ』© ITV PLC