『ウォーキング・デッド』リック&ミショーン主役スピンオフにモーガンを登場させるべき理由とは?

大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』のリック&ミショーンを主役に描くスピンオフドラマ『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』(以下『ザ・ワンズ・フー・リブ』)。この新作に、『ウォーキング・デッド』とスピンオフ第1弾『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』(以下『フィアー』)で重要な役割を果たしたモーガンを復活させるべき理由を、米Screen Rantが挙げている。

二人が再会することで物語が一巡?

レニー・ジェームズ演じるモーガンは、『ウォーキング・デッド』シリーズ初回から登場していたが、本家がシーズン8に突入した2018年に『フィアー』へ移ると、シーズン4からの途中参加ながらも中心的なキャラクターとして活躍。最終章となるシーズン8の前半をもって『フィアー』から退場したモーガンの今後は明らかになっていないが、『ザ・ワンズ・フー・リブ』への続投が期待されている。

Screen Rantは、本フランチャイズで最も長く生き延びたキャラクターの一人であるモーガンを、『ザ・ワンズ・フー・リブ』で主人公リックと再会させるのは絶好の機会だとしている。本家と『フィアー』を何度か出入りしたモーガンが再登場してもそれほど大きな驚きはないとも言えるが、彼の娘モーが加わるため、少し違ったトーンが期待できるかもしれない。

それにモーガンを『ザ・ワンズ・フー・リブ』に復活させれば、『ウォーキング・デッド』の物語を一周させることになる。本家においてモーガンはリックが最初に出会った生存者であり、家族を探していたリックを助けた。シーズン1でのモーガンの出番は限られていたが、リックの人生に大きな影響を与えた人物だ。昏睡状態から目覚めた直後ということもあり世紀末的な世界の始まりに弱りきっていたリックに新たな世界を紹介し、貴重なサバイバル・スキルを与えたのも彼だった。もしもモーガンがCRMから脱出するリックを助けて再び彼を支えれば、フランチャイズの物語を一巡させることになるだろう。

ウォーキング・デッド

また、『ザ・ワンズ・フー・リブ』でモーガンがリックと再会すれば、モーガンにとって『フィアー』最後の出番となったシーズン8前半エピソードの最終話「過去との闘い」のエンディングが、より意味あるものになる。そのエピソードでモーガンは娘を連れてリックを探しに旅立っているため、『ザ・ワンズ・フー・リブ』で旧友と再会できれば、『フィアー』を去った彼の目的を叶え、ストーリーにポジティブで力強いインパクトを与えることができるはずだ。

本家を離れて『フィアー』へ移ったモーガンは、辛い過去を克服して愛を見つけ、さらには父親にもなり、人間として大きな成長を遂げた。そんな彼がリックと再会できれば、かなり感動的な展開となるだろう。

モーガンが新スピンオフに登場するかどうかは、そのリリースを待つまでのお楽しみとなりそうだ。『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』は、2024年2月25日(日)に米AMCとAMC+にてリリース。日本でも2024年内にU-NEXTにて上陸が決定している。U-NEXTでは『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』を独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Screen Rant

Photo:『ウォーキング・デッド』©2014 AMC Network Entertainment LLC.All rights reserved. ©2016 AMC Network Entertainment LLC.All rights reserved.