キャリーたちのようにデート!?『SATC』原作者によるリアリティ番組が製作

ニューヨークで女性4人が繰り広げる恋や友情を赤裸々に描き、世界中で社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを放った『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)。全6シーズンのオリジナルドラマ終了後も映画2作と後日譚ドラマが作られてユニバースが拡大中の『SATC』に、本フランチャイズにインスパイアされたリアリティ・デート番組が新たに誕生することが分かった。

共同生活を送りながら、真実の愛を探す

米Varietyによると、『SATC』の原作者であるキャンディス・ブシュネルがBunim/Murray Productionsとタッグを組み、『Is There Still Sex in The City(原題)』と題された番組を製作するという。

この番組では、50代の女友達4人組が忙しい都会の生活から抜け出し、居心地が良い田舎の邸宅で共同生活を送りながら、各エピソードで異なる男性グループから好みの相手を選び、デートすることになる。そんな没入型の体験で、年下の青年や年上男性、リッチな男性といった様々なタイプとデートを楽しむ彼女たちのハートを奪うのは誰なのだろうか?

本家『SATC』と同じく、このデート番組でも都会に暮らす女友達4人が中心となり、ドラマシリーズのキャリーたちのように異なるタイプの男性とデートを重ねるため、フィクションに負けない恋愛ドラマが繰り広げられそうだ。『SATC』のシーンを再現したデートの設定なども登場するかもしれない。

ブシュネルは声明で新しいリアリティ番組について、「50代(またはそれ以上)の女性は、最もホットな新しいデート年齢層で、私もその一人だと意識しています。何十年もの間、私はあらゆる年齢層の男性とデートをしてきましたが、私の恋愛に対する情熱と、私のような女性のために恋のやり直しを手助けする機会を合わせた番組に取り組めることにワクワクしています」と意気込みを語った。

Bunim/Murray Productionsのジュリー・ピッツィ社長は、「キャンディスのブランドは視聴者とともに成長しており、デートの分野における彼女の専門知識は、没入型デートの実験への素晴らしい入り口であると感じています」と付け加えた。

ブシュネルの小説はほかにも、『SATC』のキャリーの若かりし日を描いた『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』と、『SATC』ユニバースとは関係ないキャラクターの物語が描かれる『リップスティック・ジャングル』としてドラマ化されている。

現時点では、リアリティ・デート番組『Is There Still Sex in The City』のプラットフォームやリリース日は発表されていない。

『セックス・アンド・ザ・シティ』全6シーズンと2本の映画版、そして後日談ドラマ『AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン1~2はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety

Photo:『セックス・アンド・ザ・シティ』©98/04 CBS Paramount International Television