アベンジャーズ新作映画の脚本家に『ロキ』クリエイターが決定!

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『アベンジャーズ』シリーズ第5作『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』の脚本家に、『ロキ』で2シーズンにわたってクリエイターを務めたマイケル・ウォルドロンが就任したことが明らかとなった。

2作品を担当

ウォルドロンは『ロキ』だけでなく、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でも脚本を手がけ、『アベンジャーズ』シリーズ第6作『Avengers: Secret Wars(原題)』の脚本家にも決定しており、言わばMCUの重鎮的な存在だ。

The Hollywood Reporterによると、もともと第5作『The Kang Dynasty』の脚本は、MCU映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のジェフ・ラブネスが担当することになっていたが、『クアントマニア』の興行成績と評価が振るわず、『The Kang Dynasty』から降板した。

さらに、『The Kang Dynasty』からは、MCU映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で監督を務めたデスティン・ダニエル・クレットンがメガホンを取ることが発表されていたが、今月半ばに降板。しかも、MCUの今後を担うスーパーヴィランとして、『クアントマニア』にて征服者カーン役で本格デビューしたジョナサン・メジャースが暴行罪で起訴される事態となり、『The Kang Dynasty』で主要キャラクターを演じるジョナサンの降板も噂されている。

まさに、“呪われている”と言っても過言ではない『The Kang Dynasty』の脚本家に決まったウォルドロンは、この映画の続編となる『Secret Wars』の執筆も担うため、第5・6作で続く一貫したストーリーで、征服者カーンにまつわる展開の軌道修正を図る可能性も考えられそうだ。

MCUは、映画とDisney+のドラマシリーズで作品が供給過多となり、ファンの間では“マーベル疲れ”といった現象まで現れている状態だ。そんな苦境をウォルドロンが立て直せるかどうか、今後の動向に注視しておきたい。(海外ドラマNAVI)

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