『JUSTIFIED 俺の正義』や『サンタクラリータ・ダイエット』などで知られるティモシー・オリファントが、SF映画の金字塔『エイリアン』フランチャイズの前日譚ドラマシリーズに出演することが明らかとなった。
ティモシー・オリファントが出演!
Deadlineによると、米FX製作による前日譚スピンオフ『Alien(原題)』は、今から70年後の地球が舞台となり、ティモシーが演じるのは、主人公ウェンディのメンターにしてトレイナーのカーシュ役。カーシュは“合成人間”と紹介されていることから、オリジナル映画『エイリアン』でイアン・ホルムが演じたアッシュや、『エイリアン3』でランス・ヘンリクセンが扮したビショップのようなキャラクターではないかと思われる。
また、『FARGO/ファーゴ』シーズン5に出演したデイヴィッド・リズダールがレギュラーキャストとして出演することも新たに決定した。その他のキャストは、子どもの脳と意識を持ちながら身体は大人のハイブリッド、ウェンディ役で、伝記ドラマ『セックス・ピストルズ』や『ドント・ウォーリー・ダーリン』などに登場したシドニー・チャンドラーが主演。
兵士のDJ役を演じるのは、Netflixの青春ドラマ『このサイテーな世界の終わり』にジェームズ役で主演したアレックス・ロウザー、CEOのボーイ・カヴァリエ役で出演するのは、『ウィッチャー 血の起源』などのサミュエル・ブレンキン。『アサシン クリード』(2016)などのエシー・デイヴィスがデイム・シルヴィア役、『ザ・ホワイトタイガー』(2021)のアダーシュ・ゴーラヴがスライトリー役で出演し、『エイリアン』フランチャイズを生み出したリドリー・スコットが製作総指揮を担う。
クリエイターを務めるノア・ホーリーは、ティモシーが出演したFXのドラマ『FARGO/ファーゴ』シーズン4でも指揮を執っており、FXにて二人の再タッグが実現することになる。最近、ティモシーは『JUSTIFIED』の続編シリーズ『JUSTIFIED 俺の正義:クライムシティ デトロイト』にレイラン・ギヴンス役で復帰し、Disney+の『マンダロリアン』や『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』、Amazonの『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』などにも出演した。
前日譚ドラマシリーズ『Alien』のリリース日は未定。撮影は俳優ストライキ開始から4日後の7月19日にタイで開始され、その後1カ月以上は、イギリスの労働組合エクイティに所属するキャストのみで続けられた。すべての脚本は5月の脚本家ストライキ開始前に完成しており、早ければ1月にもバンコクで製作が再開される予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『サンタクラリータ・ダイエット』©Netflix