英BBCで10年以上続く人気ミステリードラマ『ミステリー in パラダイス』のスピンオフ、『ミステリー in パラダイス番外編 警部補グッドマンの事件簿』(全6話)がミステリーチャンネルにて12月3日(日)16:00より独占日本初放送となる。
『ミステリー in パラダイス』初のスピンオフが日本上陸
アガサ・クリスティーを彷彿とさせる巧妙なプロットと魅力的なキャラクターが特長で、2011年から放送されている一話完結型の犯罪捜査ドラマ『ミステリー in パラダイス』。その初のスピンオフとして今年2月にBBCで初放送された本作では、本家の2代目主人公だったハンフリー・グッドマンが主人公となり、デボン海岸のシップトン・アボット署で難事件に挑む。
ハンフリー・グッドマンは婚約者のマーサとともにロンドンを離れ、彼女の故郷であるデボン海岸で新生活を始める。ハンフリーは時代遅れの警察署であるシップトン・アボット署の警部補に就任し、マーサは念願だったカフェを開く。都会のストレスから逃れ、穏やかな生活を望む二人だったが、ほどなくして田舎でも静かには暮らせないと気づく…?! ハンフリーはエスター・ウィリアムズ巡査部長、ケルビー・ハートフォード巡査、そしてマーゴとともに、平穏なはずの田舎町で次々と起こる難事件に立ち向かう。
本家が持つ暖かく楽しい雰囲気はそのままに、グッドマンと婚約者マーサの関係により焦点を当てて物語が進んでいく。セント・マリー島でロマンスのピークを迎えた後の彼らの生活、人生が描かれている。また、舞台となったイギリス南西部のデボン海岸の、絵画のように美しい風景も見どころ。
ハンフリー役のクリス・マーシャル、マーサ役のサリー・ブレットンが本家に引き続き続投。ザーラ・アーマディ(『女刑事マーチェラ』)、ディラン・ルウェリン(『デリー・ガールズ ~アイルランド青春物語~』)、フェリシティ・モンタギュー(『ドクター・マーティン』)、バーバラ・フリン(『心理探偵フィッツ』)、ジェイド・ハリソン(『ウェディング・シーズン』)、ジェイミー・バンバー(『LAW & ORDER:UK』)が脇を固める。なお、ザーラは本家のシーズン7に、バーバラは同シーズン9に別の役で出演したことがある。
本作はシーズン1放送終了の翌日、シーズン2への更新とクリスマス・スペシャルの制作が決定した。本家はシーズン14までの制作がすでに決まっており、先日にはオーストラリアを舞台にした新たなスピンオフの制作も発表されるなど、同シリーズの人気はとどまることを知らないようだ。
ハンフリーは婚約者であるマーサの故郷へ引っ越し、シップトン・アボット署に警部補として着任すると、巡査部長エスターの案内のもと、早速、殺人未遂事件の捜査に加わる。事件の被害者は、自宅のバルコニーから地元で語り継がれる伝説の魔女に突き落とされたと主張。エスターは被害者の言葉を信じていなかったが、ハンフリーは真相を追求するため聞き込みを始める。監視カメラの映像によると自宅には被害者しかいなかったが…。
『ミステリー in パラダイス番外編 警部補グッドマンの事件簿』(全6話)はミステリーチャンネルにて12月3日(日)16:00より一挙放送。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ミステリー in パラダイス番外編 警部補グッドマンの事件簿』© BBC Studios