『LAW & ORDER』降板したジェフリー・ドノヴァンの後釜が決定

米NBCで20年以上放送されている犯罪捜査ドラマ『LAW & ORDER ロー&オーダー』。ニューヨーク市警フランク・コスグローヴ刑事役のジェフリー・ドノヴァンがシーズン22をもって降板したことを受けて、早くもその後釜が決定したと米Entertainment Weeklyが報じている。

ナルシストな側近からニューヨーク市警刑事に

『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』の主人公マイケル・ウェステン役で知られるジェフリーは、『LAW & ORDER』シーズン21からコスグローヴを演じていたが、NBCにて今年5月に終了したシーズン22をもって去ることに。情報筋によると、彼が降板したのはクリエイティブな理由によるものだという。

ジェフリーに代わってニューヨーク市警の刑事役を務めるのは、エミー賞作品賞に3度輝いた秀作コメディ『Veep/ヴィ―プ』で主人公セリーヌのナルシストな側近ダン・エイガンを演じていたリード・スコット。『Veep』が2019年に終了した後は、『マーベラス・ミセス・メイゼル』『アフターパーティー』に出演していた。リードが演じるのがどういう役柄かは今のところ分かっていないが、コスグローヴの相棒だったジャレン・ショー(『SUPERGIRL/スーパーガール』のメカッド・ブルックス)と組むことになるのではないだろうか。

オリジナル版から出演する検察官ジャック・マッコイ役のサム・ウォーターストン、ノーラン・プライス検事役のヒュー・ダンシー(『ハンニバル』)、検事補サマンサ・マルーン役のオデリア・ハレヴィ(『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』)、ケイト・ディクソン役のカムリン・マンハイム(『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』)はシーズン23にも戻ってくる見込み。

『LAW & ORDER』は1990年から2010年まで20シーズンにわたって放送された後で一旦終了したものの、2022年に復活を果たしていた。同作に端を発した『LAW & ORDER』フランチャイズは大きく成長し、現在はシーズン25に突入する『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のほか、シーズン4が控える『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』が続いている。『LAW & ORDER』シーズン23は、もともと22話構成予定だったが、ストライキの影響で13エピソードに話数を減らし2024年初頭に放送される予定だ。

『LAW & ORDER』シーズン1~20はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

Photo:リード・スコット ©NYPW/FAMOUS