『フレンズ』あの店が期間限定でなく本格的にオープン！チャンドラーの台詞引用も

2023年11月18日 2023年11月17日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

時代を超えて愛され続ける大人気ドラマ『フレンズ』に登場したカフェ、「Central Perk」が期間限定ではなく、本格的にカフェとしてオープンすることが決定。先日急逝したマシュー・ペリーへの追悼も込めたオープニングになると、米Entertainment Weeklyが伝えている。

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チャンドラーの名台詞が書かれたスリーブも

同作を象徴するこのカフェはキャラクターたちにとって第2の家と言っても過言ではなく、多くの名場面が描かれてきた。これまで期間限定営業のみだった「Central Perk」が、この度ボストンでカフェとして通年営業することになった。

このカフェはもともとオープン予定だったが、10月28日にチャンドラー役マシューが急逝したことを受けて開店日を延期し、11月14日にお披露目された。チャンドラーへオマージュが捧げられる演出が用意され、ホットドリンクを注文するとチャンドラーの名台詞の一つ、"Can I interest you in a sarcastic comment?（皮肉なコメントはいかが？）"と書かれたスリーブが付けられるという。今後も『フレンズ』の登場人物たちの名台詞が記された様々なスリーブが用意されるということで、注文した際にどれが付けられるのかも楽しみの一つになりそうだ。

米Maxでの配信を宣伝するため、数年前にワーナー・ブラザース・ディスカバリーがニューヨークとカリフォルニアに期間限定でオープンして以来の開店になる「Central Perk」。放送終了から20年近く経ってもなお、その人気は衰えず『フレンズ：ザ・リユニオン』での反響やチャンドラーの訃報に対する人々のメッセージなどから、いかに世界中から愛されているかが分かる。

もちろん店内にはあのオレンジのソファーのレプリカも用意されていて、『フレンズ』の世界に入り込んだような気分を味わえる演出も。しかし建築家は「今あったらどんな風に見えるかという点にこだわった。『Central Perk』が2024年に存在したらという現代解釈バージョンなんだ」と話しており、あえてレプリカではないことにこだわったそうだ。

世界中の熱狂的な『フレンズ』ファンにとって一度は訪れたい場所になるに違いない「Central Perk」のメニューは、レストラン経営者でリアリティ料理番組『Top Chef（原題）』の審査員も務めるトム・コリッキオ氏の協力を得て考案された。

さらにグッズも幅広く展開され、ジョーイやジャニスの得意台詞"How You Doin'?""Oh. My. Gawd!"が名づけられたコーヒー豆をはじめ、マグカップやグラス、Tシャツ、帽子、エプロン、ステッカー、ノート、ペンなども手に入るとのこと。お土産屋さんとしても繁盛しそうだ。こうしたグッズは現地になかなか行けないファンのために、カフェ公式サイトでもオンライン販売されるという。