『SHERLOCK/シャーロック』ヘイドン・グウィンが66歳で死去

英国女優のヘイドン・グウィンが66歳で亡くなった。英Radio Timesなど複数のメディアが伝えている。

英国王室関連作に多数出演

ガンと闘っていたヘイドンは今月20日(金)、家族や友人に見守られながらロンドンの病院で息を引き取った。エージェントによれば、彼女は少し前にガンだと診断されていたという。

ヘイドンは『SHERLOCK/シャーロック』シーズン1第3話「大いなるゲーム」に登場。フェルメールの贋作を取り扱っている画廊の責任者ウェンセスラスを演じていた。そのほかには、英国王室をパロディにした『ザ・ウィンザーズ』にカミラ役でレギュラー出演したほか、同じく英国王室が主題の『ザ・クラウン』でゲストを務めた。さらには『名探偵ポワロ』に別々の役柄で2度出演し、『ブラウン神父』『ミステリー in パラダイス』『LAW & ORDER:UK』などにも参加。ディズニーの実写映画『美女と野獣』ではコグスワースの妻クロチルドに扮していた。

また舞台でも活躍しており、『リトル・ダンサー』や『ブリティッシュ・ベイクオフ』のミュージカルに出演。『ザ・クラウン』のクリエイターであるピーター・モーガンが手掛け、主役のエリザベス女王役にヘレン・ミレンを迎えた2013年の舞台『The Audience(原題)』では、マーガレット・サッチャー首相役をヘイドンが演じた。

そんなヘイドンは今年新たな舞台に立つ予定だったが、9月に「突然起きた個人的な事情」により辞退していた。

『SHERLOCK』キャストではほかに、ハドソンさん役のユーナ・スタッブスが2021年に亡くなっている

数々のドラマや舞台で活躍したヘイドンの冥福を祈りたい。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Radio Times

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