『デアデビル』監督、『ザ・ディフェンダーズ』スピンオフ計画を明かす

『Marvel デアデビル』の監督が『Marvel ザ・ディフェンダーズ』のスピンオフについての計画を認めたと米Comic Bookなどが伝えている。

『Marvel ルーク・ケイジ』に出たキャラの絆を描く?

Netflixで2015年に始まった『Marvel デアデビル』を皮切りに、『Marvelジェシカ・ジョーンズ』『Marvel ルーク・ケイジ』『Marvel アイアン・フィスト』『Marvel パニッシャー』『Marvel ザ・ディフェンダーズ』と様々なマーベルドラマが制作された。『Marvel デアデビル』や『Marvel ルーク・ケイジ』でメガホンを取り、最近では『ONE PIECE』の監督を務めたことも話題のマーク・ジョブスト。彼は2018年に『Marvel ルーク・ケイジ』シーズン2第3話「我を忘れて」でメガホンを取った際にのちに『ONE PIECE』で共同ショーランナーを務めるマット・オーウェンズと出会い、当時の仕事ぶりが忘れられなかったオーウェンズから依頼を受けて『ONE PIECE』で再びタッグを組むことになった。

そんなジョブストは米Hollywood Reporterの取材の中で、自身のキャリアにおいても特別な仕事となった『Marvel ルーク・ケイジ』シーズン2第3話についてコメント。シモーヌ・ミシック演じるミスティ・ナイトとジェシカ・ヘンウィック演じるコリーン・ウィングの絆を深掘りする要素もあったこのエピソードを撮影する際にマーベルコミック「Daughters of the Dragon(原題)」に基づくスピンオフを製作することを意識していたかという質問を受けて「もちろん」と答えた。

「ボクシングのリングでトレーニングを始めて、ある関係が築かれていた。それはコリーンがミスティなら立ち向かえると分かった上で、意図的に自己憐憫を乗り越えるための戦いに導き、実際に果たしたことで最高潮に達した。絶対的な二人組として煙の中へぼんやりと消えていくシーンは『Daughters of the Dragon』のポテンシャルを意識したもの」とスピンオフの可能性をあえて残したことを明かした。

もともとNetflixで配信されていたものの、Disney+(ディズニープラス)に移ったこうしたマーベルシリーズに動きがあるのはファンにとって嬉しいもの。『Marvel デアデビル』に関してはリブート版『Daredevil: Born Again(原題)』の製作が進められているが、先日デアデビル役のチャーリー・コックスとキングピン役のヴィンセント・ドノフリオがテキサス州オースティンで行われたコミコン GalaxyConに参加。そこには『Marvelジェシカ・ジョーンズ』のクリステン・リッターの姿も。

4月にポッドキャスト番組で「みんなジェシカが大好きだと思う。私はそれを体感していたから知ってるの」とコメントしていたクリステン。同役を再演する予定は今のところないというが、いつでもブーツとジャケットを身に着けてジェシカに戻る用意はしておきたいと話していた。

ヴィンセントは再会を祝してか、チャーリー、クリステンとともにユニークなポーズをとった3ショットをSNSに投稿。その様子は見るからに楽しそうで心が和む。

しばらくの間はハリウッドのストライキの影響もあって新作製作は難しそうだが、再びマーベルヒーローたちが共闘するシリーズを見られる日を楽しみに待ちたい。

『Marvel デアデビル』『Marvelジェシカ・ジョーンズ』『Marvel ルーク・ケイジ』『Marvel アイアン・フィスト』『Marvel パニッシャー』『Marvel ザ・ディフェンダーズ』はDisney+で配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Comic Book米Deadline

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