2018年のマーベル映画『ブラックパンサー』のティ・チャラ/ブラックパンサー役で知られるチャドウィック・ボーズマンが、2020年8月28日に43歳という若さでその生涯を閉じてから3年が経った。当時の共演者たちがチャドウィックを偲び、改めて追悼のコメントを発している。米Deadlineが報じた。
3年前は混乱…今は喜びと愛があふれて
『ブラックパンサー』でナキアを演じたルピタ・ニョンゴは、命日にあたるこの日、2018年に韓国に到着した時のチャドウィックのモノクロ写真を投稿。以下のようなメッセージを添えた。
「3年前の今日、チャドウィックの訃報で激しい痛みを経験しました。その混乱はあまりに深く、喜びの感覚を再び信じられるようになるまでに数ヵ月を要したほどでした。この写真は2018年に韓国に到着した時に空港で撮ったものです。私たちは指で小さなハートを作ることを学んだばかりでした。韓国では素晴らしい72時間を過ごしました。この時のことを思い出すと、喜びの感情があふれてきます。死というものを理解するのはもちろん難しいことで、受け入れるのはもっと難しいかもしれません。しかし、彼が生きた人生から生み出された愛は、彼がいなくとも毎年この日にも燃え盛る燃料になるでしょう。チャドウィックとはもう一緒に写真に写れないかもしれませんが、私たちの心の中にいつもいるのです」
ティ・チャラの妹シュリ役のレティーシャ・ライトもまた、Instagramのストーリーズで過去の動画をシェアし、「王を称えよ。愛を込めて」と綴った。レティーシャが2022年11月に投稿し、今回再び共有された動画には、チャドウィックとレティーシャのほか、アンジェラ・バセット(ラモンダ役)、ダナイ・グリラ(オコエ役)が登場する。そしてウカビ役のダニエル・カルーヤもInstagramのストーリーズで、ダナイとチャドウィックが登場する過去の写真を公開していた。
ブラックパンサー役で映画スターの仲間入りを果たしたチャドウィックだが、過去には様々なドラマにも出演。『FRINGE/フリンジ』『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』『JUSTIFIED/俺の正義』『デトロイト 1-8-7』『コールドケース』『ER 緊急救命室』『LAW & ORDER ロー&オーダー』などの人気作にゲストとして参加していた。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline