大人気ファミリードラマ『フルハウス』とその後を描いた『フラーハウス』でタナー家の長女D.J.を演じたキャンディス・キャメロン・ブレと次女ステファニーを演じたジョディ・スウィーティンが、キャンディスがあるテレビ局に鞍替えしたことを機に仲違いをしていることは以前お伝えした通り。その意見の相違は、まだ続いているようだ。米Entertainment Weeklyなど複数のメディアが報じている。
“姉”の会社に自分の出演作を買われて「ガッカリ」
事の発端は、昨年11月にキャンディスが長年世話になっていた放送局である米Hallmark Channelから米Great American Familyに鞍替えをした際に、Wall Street Journalの取材で発したコメントにあった。キャンディスは「Great American Familyでは昔ながらの伝統的な結婚を核に(物語を)描いていきます」と発言。つまり、LGBTQ+などのストーリーを描いた作品がない放送局に鞍替えをし、それを支持していると思われたからだ。
そしてこの度、米Peopleで発表した声明の中で、ジョディは自身が出演した映画『Craft Me a Romance(原題)』が、キャンディスがチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるGreat American Familyに知らないうちに売却されていたことに失望したと語った。「私たち俳優は、どのテレビ局が私たちの出演するプロジェクトを買うかをコントロールすることはできないことがあるし、そのプロジェクトが売られるプロセスに参加することもできません。だから、1年以上前に関わったインディペンデント映画がGreat American Familyに売られたことを昨日報道で知り、とても驚きました。この件ではがっかりしていますが、LGBTQ+ファミリーを支援するという私の使命に則り、この売却で得られる可能性のある、あるいは将来得られる報酬はLGBTQ+団体に寄付します」
ブレント・ベイリー(『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』)、マックスウェル・コールフィールド(『モダン・ファミリー』)、ジュリー・ブラウン(『ザ・ミドル 〜中流家族のフツーの幸せ』)らも出演する『Craft Me a Romance』は、同局の秋の新作の一本として9月16日(土)に初放送される。同作でジョディは、昔ながらの美術工芸品店のオーナーで、ブレント演じる競合店のオーナーから店を売るか廃業させられるかの最後通牒を突きつけられるという役を演じている。
Great American FamilyはEntertainment Weeklyに対してコメントしていない。
『フルハウス』と『フラーハウス』はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)
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