大ヒット作『クワイエット・プレイス』シリーズや『メリー・ポピンズ』シリーズなど数多くの映画に出演する英国女優、エミリー・ブラント。そんな彼女は、スーパーヒーローものをやりたくないようだ。米Digitalspyが報じている。
ブラック・ウィドウ役にキャスティングされていた
話題の新作映画『Oppenheimer(原題)』にも出演しているエミリーは、スーパーヒーローのキャスティングの噂になると必ずと言っていいほど名前が挙がるが、彼女にはその気はないようだ。
ポッドキャスト「Happy Sad Confused(原題)」に出演した彼女は、キャプテン・マーベル、ペギー・カーター、スー・ストームと彼女を結びつける過去の噂について質問され、「噂よ。噂。だたの憶測…そんなもの」と答えた。
司会者のジョシュ・ホロウィッツが、ブラック・ウィドウ役にエミリーがキャスティングされたが、2010年の『ガリバー旅行記』に出演することになり、最終的にこの役はスカーレット・ヨハンソンが演じることになったと述べると、エミリーはこれに対し「最高の女の子」がMCUのスーパースパイを演じることになったと言う。
フランチャイズ映画に対して
フランチャイズ映画に対する一般的な嫌悪感についてはこう語った。
「フランチャイズになりそうな作品に挑戦するのは好きじゃないの。私は自分の好きなものが好きだし、毎回ベストを尽くしたいと願っている。脚本を読むと、商業的に実現可能なものとそうでないものがあるのがわかる」
そんなエミリーも、夫で俳優のジョン・クラシンスキー(『トム・クランシー/CIA分析官ジャック・ライアン』)がMr.ファンタスティック役で少しだけ出演している『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』は観たことがある。少なくとも、彼の出演シーンは見ているようだ。
「彼の演技を見て、"ああ、ここにいたんだ"って思った。彼がひょっこり顔を出してくれて、ちょっと楽しかった」
トム・クルーズ(『ミッション・インポッシブル』シリーズ)と共演しているSF映画『オール・ユー・ニード・イズ・キルエッジ・オブ・トゥモロー』の続編はぜひやりたいと、フランチャイズに対する思いとは裏腹に、エミリーは認めた。彼女は、続編の脚本を見たことがあると話したが、その映画がすぐに実現するかどうかはわからないという。(海外ドラマNAVI)
Photo:©James Warren / Famous