『SHERLOCK』アンドリュー・スコット、日本の小説をベースにした映画で主演!

『SHERLOCK/シャーロック』のジム・モリアーティ役や『Fleabag フリーバッグ』の司祭役で知られるアンドリュー・スコットが新作映画『All of Us Strangers(原題)』に主演する。

本作は、山田太一の1987年の小説「異人たちとの夏」を基にした超自然的ドラマを描く。

『All of Us Strangers』概要

『All of Us Strangers』のあらすじは、サーチライト・ピクチャーズの公式によると以下の通り。

「現代のロンドンのある夜、脚本家のアダムは空っぽに近いタワーマンションで、謎めいた隣人ハリーと偶然出会う。アダムとハリーの距離が縮まるにつれ、アダムは幼い頃に住んでいた家に引き戻される。そこでは、30年前に亡くなった両親がふたりとも亡くなった当時と同じ年齢で生きていた」

アダム役をアンドリュー、ハリー役をポール・メスカル(『ノーマル・ピープル』)、アダムの両親役をクレア・フォイ(『ザ・クラウン』)とジェイミー・ベル(『シャイニング・ガール』)が演じる。

監督は、ゲイの親友同士の友情を描き高く評価されたドラマシリーズ『Looking/ルッキング』やコリン・ファレル主演のBBCリミテッドシリーズ『北氷洋』を手掛けてきたアンドリュー・ヘイが担当。

『イニシェリン島の精霊』や『英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件』を手掛けたグレアム・ブロードベントやピーター・チャーニンらが製作に名を連ね、原作者の山田太一は、ヘイと共に脚本にクレジットされている。

また、原作となった「異人たちとの夏」は1988年に大林宣彦監督により同名で映画化されている。

ダークなロマンチック・コメディ!?

アンドリューは、本作をロマンチックな要素を含んだ"かなりダーク"な作品だと語った。

「ロマコメとは表現しないよ。かなりダークだから。でも、ロマンチックな要素もあるし、ちょっとコミカルな部分もあるから、ロマンチック・コメディなのかもしれない!(笑)でもかなり変わった種類のものだね。ポールはスーパースターだし、内面も外見も美しい人だ。何も明かしたくないけど、どんな相手でも相性は必要なんだ。たとえラブシーンでなくても、相性は必要なんだ。私たちはとても相性が良かった」とスコットは言う。

『All of Us Strangers』は、全米で12月22日に公開する。(海外ドラマNAVI)

Photo:『All of Us Strangers』サーチライト公式Twitter(@searchlightpics)