イギリス発のLGBTQ+青春ドラマ『HEARTSTOPPER ハートストッパー』のシーズン2が、8月3日よりNetflixにて配信開始。本作で主演を務める、チャーリー役のジョー・ロックがシーズン2について米TVInsiderとのインタビューで語った。
(以下、シーズン1の展開が含まれます)
『ハートストッパー』シーズン2
シーズン1のフィナーレでは、チャーリーとニック(キット・コナー)はついに正式にカップルとして結ばれ、ニックは理解ある母親サラ(『ザ・クラウン』のオリヴィア・コールマン)にバイセクシュアルであることをカミングアウトするという大きな一歩を踏み出した。
シーズン2はフィナーレの直後から始まるが、ニックのカミングアウトはこのエピソードの大きな部分を占める。ニックは予想外にみんなにカミングアウトする準備ができておらず、それはもちろんチャーリーとの関係にも影響する。
『ハートストッパー』ジョー・ロック インタビュー
——シーズン1からチャーリーはどう変わったと思いますか?
チャーリーには静かな自信があるといつも言ってきた。彼は人生で何が欲しいかを知っているし、それを手に入れる方法も知っている。シーズン2では、彼はより自信を持っているように感じる。自分に自信があり、愛する人に自信があり、友人関係に自信があるんだ。
——シーズン2では、ニックが友人や学校のみんなにカミングアウトします。それに対してチャーリーはどう反応しますか?
チャーリーはニックの気持ちを本当に理解しているし、ニックがしなければならないこと、あるいはしたいことの難しさも理解している。でも、チャーリーはニックがどんなに辛くても、何があってもニックのそばにいるんだ、という深い愛情を2人は持っていると思う。チャーリーはただニックの気持ちを気遣うんだ。
チャーリーは2人の関係について屋上に向かって叫びたいところだけど、彼はニックをとても大切に思っているから、ニックにとって最も苦痛のない完璧な方法であってほしいと願っているんだ。
——シーズン2でのキットとの共演はいかがでしたか?
本当にひどかった。彼は本当にひどい人だから。冗談だよ(笑)彼は一緒に仕事をするのが一番楽な人なんだ。他の誰とも感じられないような居心地の良さがあるよ。特に、何度も何度もキスシーンがあると、普通は気まずく感じて楽しい撮影ではないんだ。でもキットとだと、楽しく笑って、気まずくならないようにするんだ。
——シーズン2で、感動的なシーンや予想していなかったシーンなど、俳優として特に挑戦的だったシーンや瞬間はありますか?
ラストシーンはゴージャスだよ。この番組で一番好きなシーンだけど、役者として一番難しいシーンでもあった。あまり多くを語らずに言うと、とても感情的に生々しいシーンで、この番組で最も成長したシーンでもある。
ニックとチャーリーのキャラクターとしての本当の成熟を表しているんだ。みんなに見てもらえるのがとても楽しみだけど、同時に大変で、本当に技術が試されるシーンでもあったよ。
(海外ドラマNAVI)
Photo:© 2022 Netflix, Inc.