『ONE PIECE』本予告&19点の場面写真が到着!尾田栄一郎「一切の妥協ナシ」

8月31日(木)よりNetflixで世界独占配信となるオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』。言わずと知れた、原作が全世界での累計発行部数5億部を突破した大ヒット作。22日(土)に同作の声優たちが登壇したイベントで、そのドラマ版の本予告と新たな場面写真が世界解禁となった。

“麦わらの一味”のほか、敵も続々お披露目

解禁された映像にはシャンクス、ゴールド・ロジャー、ガープ、ミホーク、アーロンらの姿も! そして原作者の尾田栄一郎も「この作品に一切の妥協はありません!!」と改めて作品への自信を覗かせている。さらにアニメに続いて本作でも吹替声優を務める田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明ら“東の海の仲間”も、本作についての手応えを熱弁した。

世は大海賊時代。偉大なる海賊・赤髪のシャンクス(演:ピーター・ガディオット)に憧れる少年ルフィは、シャンクスと海での再会を約束する。それから数年後、成長したルフィ(演:イニャキ・ゴドイ)は海賊王を目指し大海原へ! 解禁された本予告は、大海賊時代幕開けのきっかけを作った、すべてを手に入れた“海賊王”ゴールド・ロジャー(演:マイケル・ドーマン)が処刑直前に放った一言から始まる――。大いなる夢を抱くルフィがゾロ(演:新田真剣佑)、ナミ(演:エミリー・ラッド)、ウソップ(演:ジェイコブ・ロメロ)、サンジ(演:タズ・スカイラー)ら信頼できる仲間たちと出会い、驚きと波乱に満ちた大冒険へ旅立つ姿が描かれていく。

さらには、“麦わらの一味”の前に立ちはだかる敵アルビダやバギーの戦闘姿に加え、黒刀・夜を携える最強の剣士ミホーク、魚人で編成された海賊団の船長アーロンのほか、あの“斧手”や“猫の手”も…? 彼ら強敵たちと“麦わらの一味”による迫力に満ちたバトルの行方は!?

本予告について、田中は「本っ当に面白いです!! すっごく面白い! びっくりすると思う!」と太鼓判。中井も「良いシーンが沢山ありましたね! ルフィがナミに帽子を被せるシーンを見ると自動的に泣いちゃうんですけど(笑)、そのシーンもありましたよね! 本当に凄いことになってますよ皆さん!」と熱を込めた。大興奮の中、岡村も「原作ではゴーイング・メリー号を見送ったという過去があったので…メリーが元気にいる! 笑っていて幸せそう!と嬉しくなりました」と感慨深い様子。山口は「吹替の収録をした時にも夢中になって見たんです。今回の予告を見て改めて凄い仕上がりだなと思いました。皆さんに本当に喜んでいただける凄い作品ができたと思います!」と熱弁。平田は「実写の吹替って難しいんです。アニメで20年近くやってきましたが、アニメのサンジのニュアンスを壊さないまま実写の吹き替えをするのに苦労しました」と苦労を打ち明けた。

原作者の尾田は以下のようなレターを発表。

「さて、実写版ONE PIECE! ティザー、トレーラー(予告動画)が公開になりました。本編公開日も8月31日に決まりました。言っておきます。この作品に一切の妥協はありません!! そして、祭りはもう始まってます! 少しずつ出る情報に飛び交う意見もすでに面白い! まず、7年前、ONE PIECEを実写化しようと思った事が面白い! あの世界をどう現実にする!? 世界観の構築、役者さん達の試み、衣装、実写ならではの魅せ方、会話、色んな人達が悩んだ全ての工程がお祭りです」

「たぶん公開されたら、あのキャラがいない! あのシーンがない! 原作と違う!って声が一定数聞こえて来るハズですが、それも愛ゆえという事で、僕はそこも楽しむ所存です!(笑) ストーリーは“あの辺”までを全8話で!! 撮影が終わってるのに、“ここ、面白くないから世に出せないです!”って事で、再撮影してくれたシーンもいくつもあります。逆に、“こんなシーン、ルフィらしくないでしょ!!”って言ったのに撮影してみると…“イニャキルフィなら成立してる…!むしろいい…!!”ってシーンもありました。実写ならこうしないと不自然って事がたくさん起こりました。製作チームは実写のプロであり、はっきり言って、ONE PIECEオタクです。詳しい人程スタッフの作品への愛に気づくと思います」

「よし、これで公開しよう!って決めたのは6月です。頑張ってくれた担当氏は“長かったですね…”って泣いてました(笑) 苦労したから成功するって世界じゃないけど、僕はもう、製作チームもキャストも大好きなので、早くみんなが世界で賞賛されて欲しいし、万が一、文句が来るなら、僕も一緒に引き受けます!! さあ、どんな気持ちで待っても同じ一カ月! お茶でも飲んでお待ちください」

(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixシリーズ『ONE PIECE』8月31日(木)世界独占配信 / (C)尾田栄一郎/集英社