【ネタバレ】『ブラックリスト』シーズン10、二人の衝撃的な死で終了！？

大型犯罪アクションドラマ『ブラックリスト』最終章となるシーズン10の最終話が、米NBCにて2023年7月13日（木）に放送された。そのラストは、キャラクター二人の衝撃的な死で終幕を迎えたようだ。米Entertainment Weeklyなどが報じている。

（※これ以降はシリーズ・フィナーレのネタバレが含まれますのでご注意ください）

ついにフィナーレを迎えた『ブラックリスト』クーパー＆デンベが10年間を振り返る

7月13日（木）、本国アメリカでついに最終回を迎えた米NBCの大人気犯罪アクションドラマ『ブラックリスト』。そのオリジナルキャストであるハリー・レニックス（ハロルド・クーパー役）とヒシャム・タウフィーク（デンベ・ズマ役）がこのシリーズと過ごした10年間を振り返った。 このほど米TV Insiderの...

シーズン10のフィナーレは…？

2話構成となる『ブラックリスト』シリーズフィナーレの前編、第21話「レイモンド・レディントン パート1」では、主人公のレイモンド・ “レッド”・レディントン（ジェームズ・スペイダー）が、過去10年間にわたって任務をともにしたFBI捜査官たちから逃げていることが判明する。

前編はレッドとタクスフォースのイタチごっこが中心となり、第20話「アーサー・ハドソン」でレッドに密告していたことがハドソン議員にバレてしまい、デンベ（ヒシャム・タウフィーク）は逃亡者幇助と教唆で逮捕されてしまう。しかしデンベの移送中に、レッドと彼の部下がデンベの乗っている車にSUVを追突させて移送を妨害。車に乗っていたハドソンは事故で取り乱し、デンベを信用できないと非難して彼に銃を突きつけた。デンベは必死に状況を鎮めようとしたが、近くの物音に驚いたハドソンが弾みでデンベの首を撃ってしまい、彼は重傷を負う。怒り心頭のレッドはハドソンの頭を撃ち、彼は即死した。

フィナーレ後編となる第22話「レイモンド・レディントン 穏やかな眠り」で、レッドは瀕死のデンベを救うために医者を招集。デンベがあまりに重篤だったので、レッドが直接輸血を行う。その結果、手術を受けたデンベの容態が安定し、なんとか一命を取りとめた。

デンベの手術後、最終的にレッドはスペインのアンダルシア州にあるヴィラへ飛び、そこでアンジェラという彼の友人が、体調が思わしくなかったレッドの回復を助ける。

しかし、レッドは以前から患っていた謎の病で吐血。残された時間が少ないと悟ったのか、レッドは牧場を散歩し始め、一方レッドの行方を追っていたレスラー（ディエゴ・クラテンホフ）が居場所を突き詰める。ヘリコプターでヴィラに到着してレッドを探し始めたレスラーは、牧草の上で血まみれになって倒れているレッドを発見。すでに彼は息絶えており、明確な説明はなかったが、雄牛に体当たりされて死んだものと考えられる。レスラーはクーパー（ハリー・レニックス）に電話をし、「彼を捕えました」と連絡を入れた。

タスクフォースがどうなったかについては、各メンバーの最終的な進退について正確な情報は得られていない。司法長官はレッドの逃亡を助けたデンベを告発しない選択を下したが、彼はFBIを解雇されてしまう。クーパーとレスラーはレッドの追跡を最後まで見届けたが、その先のキャリアは不明だ。シヤはラストで姿を消したが、MI6へ戻ったのではないかと予想される。フィナーレは、ハドソン議員とレッドの死という形で幕を下ろした。

『ブラックリスト』全10シーズンはNetflixにて配信中。（海外ドラマNAVI）

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