ヤングアダルト文学作家のジェニー・ハンによるベストセラー小説「The Summer」シリーズが原作の『私たちの青い夏』シーズン2は、Prime Videoにて独占配信中。
本作にジェレマイア役で出演するギャヴィン・カサレーニョがシーズン2について語った。
(以下、シーズン2第1~3話までの展開について触れています。)
『私たちの青い夏』シーズン2の展開
シーズン1では、主人公ベリーと幼馴染の兄弟コンラッドとジェレマイアのドラマに満ちた三角関係の始まりと、兄弟の母スザンナの癌の再発が描かれた。
シーズン2の最初の3エピソードは、シーズン1から1年後の新しい夏の始まりが描かれるが、この夏休みはこれまでの夏とは異なり、1カ月前にスザンナが亡くなり、誰もが悲しみを乗り越えようとしているところからスタートする。そして、現在のシーンと並行して、前年の夏からの1年間に起きた出来事が描かれる。
ギャヴィン・カサレーニョ インタビュー
ギャヴィンは、米Hollywood Reporterとのインタビューで、シーズン2で期待できること、“挑戦的”だったシーンなどについて語っているので、一部を紹介。
――シーズン2最初の数話の難しいシーンの撮影はどんな感じでしたか?
シーズン1とシーズン2の間には、時間と多くの感情的な重みがあったから、非常に興味深いものだったよ。彼らはシーズン2でその真っ只中に飛び込むのだけど、それはとてもエキサイティングでもあり、ある意味緊張するものでもあったよ。
――各登場人物がそれぞれの方法でスザンナの死を悲しんでいますが、ジェレマイアの感情や気持ちを表現するためにどのように準備しましたか?
自分の過去の経験を引き出して、それをジェレマイアの状況に適用するのは間違いなく興味深いことだった。それは本当に楽しくて、やりがいがあり、癒しであり、これまでにやったことのないものだったよ。
――俳優として、シーズン2はより挑戦的だったと思いますか?
そう思う。もっと深刻な雰囲気があって、個人的にはやりがいがあって本当に楽しいよ。ふざけるのはいつでも楽しくて、僕もよく冗談を言うけれど、実際に核心に迫っていく方がより挑戦的で、その後の美しい瞬間にもつながるんだ。早く皆さんに見てほしいな。
――ジェレマイアがベリーに怒鳴るシーンは大変でしたか?
そのシーンは撮影が始まって最初の数日のうちに撮ったんだけど、すぐに飛び込むには非常に感情的に重いシーンだった。本当に大変だったよ。数テイク撮った後、少し一人で散歩しなければならなかったんだ。その時に、トウモロコシ畑の近くで、通りの真ん中に出て歩いている僕の写真を誰かが撮っていたよ。そのあと“よし、やってみよう”という感じで再開して、僕がもっとも素晴らしいと感じテイクが最終的に使用されたよ。とても挑戦的だったね。
――恋愛に関する個人的な経験を演技するうえで参考にしますか?
このエンターテイメントと演技の世界では、自分の個人的な経験を利用したり、そこから何かを引き出したりする方がはるかに簡単だと思うよ。僕はいつもそうやって学んだんだ。常に新しいことに挑戦しているから、キャラクターに取り組む最も健全な方法を見つけようとしているよ。
――ベリーとコンラッドのプロムシーンや冬のビーチハウス訪問など、原作の特定のシーンには多くの期待が寄せられていましたが、それらの部分が映像になる様子を見るのはどんな感じでしたか?
魅力的だよ。ジェニーの創作物が映像として生き返るのを見るのは本当に素晴らしいことなんだ。めちゃくちゃカッコいいから、ぜひ見てほしいな! ジェニーが実際に製作に携わり、僕たちを助けてくれて、本から映像に変換して人々に見てもらえるのは本当に幸運だよ。
――残りの5話で視聴者は何を期待できるでしょうか?
想像している以上にいろいろなことがあるよ。多くの人がカーシーンの大ファンだよね。シーズン後半もお楽しみに。最初の3つのエピソードが気に入れば、残りの5つのエピソードはさらにいいよ。
――シーズン2で、視聴者に見てもらいたいと思う特定のシーンはありますか?
僕のお気に入りのシーンは(コンラッド役の)クリスとのシーンだよ。ジェレマイアとコンラッドで、二人が一緒に波止場にいるシーンだ。そしてもう一つのお気に入りは、自動販売機の近くにいる僕たちだよ。それが最もリアルなシーンだと思うから。僕はそのシーンが非常に素晴らしいと感じたし、ストーリー的には両方のキャラクターの多くの成長を示していると思う。
――もしシーズン3に更新されたら、ジェレマイアには何を期待しますか?
もっと成熟した姿を見てみたい。もしシーズン3があるとしたら、大学がメインの内容になるだろうね。もっと成熟して、より良いボーイフレンド、より良い男、そして友人、世話人、すべての役割においてより良く成長するのを見たいね。
(海外ドラマNAVI)