『一流シェフのファミリーレストラン』現場はつまみ食いしまくり!影の大黒柱が舞台裏を明かす

Disney+(ディズニープラス)で配信中のコメディドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』に参加しているフードコーディネーターが、現場ではみんながつまみ食いを楽しんでいたことなど、撮影の裏側について明かした。米Varietyが伝えている。

料理に絡めて登場人物の内面を深堀り

2022年より配信されると瞬く間に人気を獲得した『一流シェフのファミリーレストラン』。兄が営んでいたサンドイッチ屋を継ぐことになった一流レストランのシェフ、カーミーの怒涛の奮闘劇を描く同作では、厨房の熱気が感じられ、思わず唾が湧いてくるほど美味しそうな料理が登場するが、その陰の立役者と言えるのが、コートニー・ストーラーだ。

クリエイターを務めるクリストファー・ストーラーの妹であるコートニーは、パリやロサンゼルスの一流レストランで働いた経験を活かして、フードコーディネーターとして本作に参加。キャストやスタッフが料理の世界に馴染めたのは彼女の功績と言える。

厨房での身のこなし方のような技術的な部分だけでなく、仕事に対する姿勢や葛藤といったキャラクターの感情的な要素にもコートニー自身の経験が反映されるなど、同作に多大な影響を与えている。

そんな彼女が、7月26日から配信されるシーズン2では、飲食業界で働く主人公たちの内面を深堀りすることを重視すると同時に、役者の意見も取り入れたレシピ作りを意識したという。「なるべく俳優にも参加してもらいました。例えばオムレツを作っているとして、“もし大切な人のために自宅で作るなら、どんなものを入れる?”と聞いてみたりして。そのフィードバックを受けて、それをカメラに映し出したんです」

「(劇中の)料理はすべて本物」と誇るコートニー。「出てくる料理はすべてちゃんと食べられる美味しいもの。この作品のキャストやクルーはつまみ食いする人たちなので、敢えてそうしています。マイケル役のジョン・バーンサルは食べ物の周りにいると、必ず食べていました。シーズン1でイタリアンソーセージが出てきた時には、彼が全部食べていましたよ」と裏話を明かした。

シーズン2では、カーミーたちの母親役としてジェイミー・リー・カーティスも参加する。そこでもジョンはジェイミーとつまみ食いを楽しんでいたようだ。「一緒に肉団子を食べているのを見ましたよ。美味しく作っておいて良かったと思いました」

さらに、舞台となっているシカゴで実際に入手できる食材を使うことも物語の一部と考えていると話したコートニー。実際に同地のレストランとして営業できるほど細部に至るまでこだわっているからこそ、観る者は引き込まれるのだろう。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety

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Photo:『一流シェフのファミリーレストラン』ディズニープラスの「スター」で独占配信中© 2022 FX PRODUCTIONS, LLC. All right's reserved.