『THE IDOL/ジ・アイドル』の性描写批判にリリー=ローズ・デップが反論

『ユーフォリア/EUPHORIA』のクリエイター、サム・レヴィンソンが贈る新作ドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』の過激な性描写に批判が集中する中、主演のリリー=ローズ・デップが反論した。

「素晴らしいアートというものは意見が分かれる」

『ジ・アイドル』は、新進気鋭のポップスターであるジョスリン(リリー=ローズ・デップ)が、クラブオーナーのテドロス(エイベル・“ザ・ウィークエンド”・テスファイ)と関係を深めながら、名声という課題に直面していく様が過激な性描写とともに綴られる。

特に第2話「ダブルファンタジー」のラストで描かれたセックスシーンは、テドロスが言葉巧みに、どのようにベッドで振る舞ってほしいかをジョスリンに指示を与えながら誘惑していたため、ネットで大きな物議を醸した。

テドロス役のエイベルは、「問題のシーンの不快さは狙い通り」だと持論を展開していたが、女性であるジョスリン役のリリーはどのように思っているのだろうか?

オーストラリア版VOGUE誌の取材に応えたリリーが、激しいセックスシーンの描写について次のように語った。「私にとって、すべてのキャラクターと番組、そしてジョスリンのキャラクターアークは、まさに徹頭徹尾のコラボレーションなんです。挑発的な作品を作っていることは分かっているし、その話題を避けてもいません。それは最初から自分が目指していたことで、純真な何かを作ることに興味はありませんでした。この作品が万人向けでなくても構わないし、それでいいんです。素晴らしいアートというものは意見が分かれるものだと思っています」

リリーは続けて、際どいシーンが多い同作の撮影環境にも言及している。「正直なところ、これほど撮影現場で尊重されて、安全だと感じたことはありませんでした。サム(・レヴィンソン)と私、エイベルと私、みんながお互いに築いた信頼関係が、本当に安全な撮影現場を作っているんだと思います。だから、ヌードやキャラクターの際どい性質に関しては、私にとっては意図的なものだったんです。それは私にとって本当に重要なことで、演じることにワクワクしていました。怖くはないし、私たちはすごく性的な世界に生きていて、それを探求するのは面白いことだと思っています」。リリーはこのように述べ、安心できる環境で演じた激しいセックスシーンにまったく抵抗はなかったと強調している。

なお、物議を呼んだ第2話の米HBOでの視聴者数は約80万人で、第1話から12%減少。一部の海外メディアでは、同作が早々にキャンセルされると報じられたかと思えば、「すでにシーズン2へ更新された」と真逆の報道がなされたりも。HBOの公式広報Twitterは、「シーズン2への更新は誤報」だと投稿している。

エピソードを重ねるごとに物議を呼ぶ『THE IDOL/ジ・アイドル』は、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety