Netflix、クリエイター兼主演俳優に連絡せず番組を打ち切りに「とにかく失礼」

コメディドラマ『ハードセル ~女子刑務所に入ってみれば~』でクリエイターを務め、一人6役を演じて主演も兼任したイギリス出身のキャサリン・テイトが、連絡もなく番組を打ち切りにしたとしてNetflixを「とにかく失礼」と非難したと、英Digital Spyが伝えている。

番組のボスでも教えてもらえない?

膨大な作品数に比例して、打ち切りとなることも多い配信オリジナル作品。時にはクリエイターでさえ打ち切りの決定を聞かされていないなんてこともあるようだ。2022年4月から配信されている全6話から成るモキュメンタリーのコメディシリーズ『ハードセル』で企画・製作総指揮・脚本・主演を務めたキャサリンがその一人で、なんとほかの人のエージェントを通して自分の番組の打ち切りを知ったのだという。

今月16日に人気司会者のゾーイ・ボールがホストを務めるラジオ番組に出演したキャサリンは、打ち切りについて「Netflixが厳密には私に言っていないって知ってるかしら? だから実際に何かを言われたことは一度もないの。何にもね」とコメント。この告白に衝撃を受けたボールが、なんて失礼なことなのだろうと話すと、キャサリンも「とにかく失礼よね? ほかの人のエージェントから(打ち切りを)知らされたのよ。笑えるわよね」と同意した。

Digital SpyがNetflixに確認したところ、『ハードセル』が打ち切られたことについては認めたものの、そのほかのコメントに対しては答えなかったという。

『ドクター・フー』のコンパニオン、ドナ・ノーブル役としても知られるキャサリン。『ハードセル』では、イベントプランナーから女子刑務所の所長に転身したローラ・ウィリス役をはじめ6役に扮し、見事な七変化を見せていた。残念ながら『ハードセル』は1シーズンで終了してしまったものの、キャサリンは英BBCのシットコム『Queen of Oz(原題)』など新作にも参加。さらに『ドクター・フー』60周年記念スペシャルでもドナ役を再演することが決まっている。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Digital Spy