大好きな番組を見ていると、誰もが知るセレブが突然登場して驚かされることがある。スターたちがカメオ出演するのは新作のプロモーションや影響力を買われて、あるいは番組のキャストと関係があったりなど、理由はさまざま。ここではこれまでシットコムシリーズにカメオ出演したセレブ5人を紹介。著名な俳優、ファーストレディ、ミュージシャンはこれまでどんな作品にどんな形で登場したのか。(米Screen Rantより)
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テレビシリーズにカメオ出演したセレブ
ブラッド・ピット in 『フレンズ』
『フレンズ』シーズン8第9話のタイトルは「ブラピの『ヘイト・クラブ』。その名の通り、誰もが知る映画スターのブラッド・ピットがモニカ(コートニー・コックス・アークエット)の高校の同級生であるウィルという役で登場。NBCの幹部が尽力したサプライズは大成功し、歓声と爆笑をさらって高視聴率を獲得した。当時、ブラッドはレイチェル役のジェニファー・アニストンと実生活で夫婦だったが、ウィルは高校時代にレイチェルからいじめられていたため彼女のことが嫌いという設定だったのも笑いを誘った。
イドリス・エルバ in 『ジ・オフィス』
犯罪ドラマ『刑事ジョン・ルーサー』やマーベル映画『マイティ・ソー』シリーズなどで活躍するイドリス・エルバ。『THE WIRE/ザ・ワイヤー』や『アメリカン・ギャングスター』など、クライムサスペンスへの出演で注目されていた彼は、2009年、ある意味視聴者の期待を裏切る形で『ジ・オフィス』シーズン5(第18話~)に参加。チャールズ・マイナーという役で複数話に出演した。真面目なチャールズは、ルーズなマイケルやイタズラ好きなジムとしっかりぶつかって不調和を生み出していた。
キャリー・フィッシャー in 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』
SF映画の金字塔『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫役で一躍有名になったキャリー・フィッシャーは、実は『SEX AND THE CITY』や『30 ROCK/サーティー・ロック』、『アントラージュ★オレたちのハリウッド』など、コメディシリーズへのゲスト出演が多く、2014年には『ビッグバン★セオリー』(シーズン7第14話「ダース・ベイダーと過ごす夜の法則」)に本人役で参加。シェルドン(ジム・パーソンズ)が『スター・ウォーズ』でダース・ベイダーの声を担当するジェームズ・アール・ジョーンズと一緒にキャリーの自宅を訪ね、シェルドンのコミコンに参加してほしいと依頼するという展開で、さながらライトセーバーのように野球バットを持って登場した。
ミシェル・オバマ in 『ブラッキッシュ』
白人に囲まれた上流階級のアフリカ系アメリカ人が黒人としてのアイデンティティを模索する様をユーモラスに描く『ブラッキッシュ』。シーズン8第1話「そのために友達がいる」で、ドレ・ジョンソン(アンソニー・アンダーソン)とレインボウ(トレイシー・エリス・ロス)はチャリティイベントに参加するが、そのイベントの特別ゲストが元ファーストレディ(2009年~2017年)のミシェル・オバマだと知って大興奮。その後、ドレたちはミシェルをディナーに招くが、世界で最も影響力のある女性の来訪に一家は過剰な反応を見せるのだった。
プリンス in 『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』
一時代を築いた唯一無二のミュージシャン、プリンス。彼が最初で最後のTV出演を果たしたのが、2014年の『New Girl』(シーズン3第14話「アイ・ラブ・プリンス!」)だった。本人役で登場したプリンスは、カップルとしての問題に直面していたジェス(ゾーイ・デシャネル)とニック(ジェイク・ジョンソン)の前に突如として現れ、ジェスの相談に乗る。そして無事にジェスとニックの問題を解決し、最後には新曲「FALLINLOVE2NITE」(ゾーイとのデュエット曲としてリリースされた)を披露した。この回はアメリカの一大イベントであるスーパーボウルと同日に放送され、2630万人が視聴したという。
(海外ドラマNAVI)
Photo:ブラッド・ピット©NYZ20/Famous