『ホワイト・ロータス』クリエイター、スピンオフに前向き!主人公に考えているのは誰?

米HBO製作によるアンソロジー・ブラックコメディドラマ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』のクリエイターが、すでに登場したキャラクター中心のスピンオフに前向きな姿勢を見せている。一体、どの人物を主人公に考えているのだろうか?

面白いアイデアだと思う

本シリーズは、世界各地にある高級リゾートホテル“ホワイト・ロータス”を舞台に、バカンスに訪れる裕福な宿泊客たちと、彼らをもてなすホテル従業員たちの1週間を描くブラックコメディ。

TV Insiderによると、オーストラリアで行われた番組の記者会見にてクリエイターのマイク・ホワイトが、シーズン1&2に登場した、裕福だが精神的に不安定なターニャを中心にした前日譚シリーズの構想を明かしたという。「間違いなく、その企画は可能だと思います。"ちょうど、そのことについて話をしていたんです。面白いアイデアだと思います。(タニア役の)ジェニファー(・クーリッジ)を20歳若返らせるのも面白いかもしれません。ジェニファーも、 “もちろん、やりましょう!”と反応すると思いますよ」と語った。

(※これ以降はシーズン2最終話のネタバレを含みます)

「素晴らしいキャラクターだから…」

ターニャは、シーズン1で舞台となったハワイの“ホワイト・ロータス”で出会った男性グレッグ(ジョン・グライス)と結婚し、シーズン2では夫婦としてシチリア島のホテルでバカンスを過ごす。しかし、ターニャはグレッグが自分の死を企てているのではないかと被害妄想に陥り、最終話でボートから落ちて帰らぬ人になってしまう。

ホワイトはターニャの死について、「ターニャは本当に素晴らしいキャラクターだから復活させたら楽しいでしょうが、あの結末が彼女にとっての旅、死への旅なのかもしれません」とコメント。「お気に入りのキャラクターを復活させたい」との願望を覗かせつつも、「(シーズン2では)イタリアへ行くし、ターニャはディーバで典型的な女性を大きく超えた存在だから、オペラ的な結末で彼女の人生と物語を終わらせられるのではないかと思ったんです」と、ターニャを亡き人にした理由を説明した。

なお、すでに更新された『ホワイト・ロータス』シーズン3は、タイが舞台になると伝えられている。ターニャを主人公にした前日譚企画の進展も期待したい。

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Photo:『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン2 © 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.