映画『ザ・フラッシュ』監督の発言にグラント・ガスティンのファンが怒る理由

シーズン9でフィナーレを迎える人気DCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』で9年に渡り主人公フラッシュを演じたグラント・ガスティン。2023年の映画版『ザ・フラッシュ』の監督であるアンディ・ムスキエティの、グラントの功績を無視するかのような発言が物議を醸している。米Screenrantが報じている。

フラッシュを演じられるのは…

ムスキエティ監督は、映画版で主演したエズラ・ミラー以外にフラッシュことバリー・アレンを演じられる人はいないと発言した。2014年からずっと製作されていた映画『ザ・フラッシュ』は、この夏公開される。ムスキエティ監督は、『ザ・フラッシュ』の続編が実現した場合、ミラーの代わりにフラッシュを演じられる人はいないと発言した。だがこの発言に対して、ガスティンファンは強い反応を示し、様々な反論を投稿している。

ガスティンファン

あるファンは、「エズラのフラッシュもいいだろうけど、グラントは10年近くフラッシュを演じてる。それに勝てるわけがない。しかもグラントはちゃんと“演技”ができる」と書き、またあるファンは「グラントのフラッシュは素晴らしかった。それに彼は誘拐もしてないし」とエズラが昨年誘拐などの事件で逮捕されていることを揶揄した。
さらに「番組自体がどうかは別として、グラントはエズラよりいいフラッシュだった。ムスキエティ監督は大好きだが、この発言はグラントに失礼だ」「製作会社はLGBTQIAのサポートに熱心だったけど、犯罪者の方を追放したい。グラントは問題も一切抱えていない良いお手本となるヒーローのフラッシュだ」「申し訳ないけど、グラントは9年やってるし、作品自体は山あり谷ありだったが、グラントはいつも素晴らしかった」「グラントは9年もフラッシュをやった。エズラは絶対成し遂げられないこと」などなどの声が上がった。

ドラマ版のフィナーレ直後

ムスキエティがグラントに対して悪意を持っていたとは思えないが、彼のコメントが反発を受けるのは理解できる。しかも、米CWで『フラッシュ』のフィナーレが放送され完結した直後のことだった。グラントは、9シーズン続いた『フラッシュ』を含め、アローバースで最も長く出演している俳優だった。ある世代にとって、グラントは『フラッシュ』の代名詞であり、この作品と演技は、キャラクターのレガシーとして永遠に残るだろう。ムスキエティ監督のコメントも、アローバースで、グラントとエズラが演じるフラッシュがスクリーン上で交流したことさえあることを考えれば、当然のことながら動揺を感じるファンもいるだろう。しかし、この映画監督のコメントは、フラッシュシリーズのフィナーレの1週間後に発表され、これ以上ないほど悪いタイミングだったのだ。

本国アメリカで放送が終了した『THE FLASH/フラッシュ』は、Huluにてシーズン1~8、Netflixにてシーズン1~7が配信中。(海外ドラマNAVI)

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