アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務めるNetflixオリジナルシリーズ『FUBAR』。本作で悪役ボロを演じるガブリエル・ルナ(『エージェント・オブ・シールド』)が同役について、俳優のペドロ・パスカル(『マンダロリアン』)にインスパイアされたことを明かした。英Digital Spyが伝えた。
ペドロ・パスカルからインスパイア
『FUBAR』は、引退間近のCIA工作員ルーク(アーノルド)が、実は自身の娘エマ(モニカ・バルバロ)もCIAに所属していることを知り、親子で危険な捜査に挑むことになる、という物語。そして、このドラマでルークとエマが対峙する武器商人が、ガブリエル演じるボロという役だ。
このほど、米Entertainment Weeklyの取材に応えたガブリエルは、ボロという役を演じるにあたり、ペドロが過去に演じたある悪役からインスピレーションを得たと告白。ペドロとガブリエルは米HBOの『THE LAST OF US』で兄弟役として共演している。
愛嬌があって親しみを感じる
「『THE LAST OF US』で共演したペドロは、映画『マッシブ・タレント』に武器商人の役で出演していますが、その役はとても愛嬌があって親しみを感じるんです」と説明するルナ。彼は続けて「ペドロに、今回の役でインスピレーションをもらったことを伝えたら、『おぉ、よかった。役に立って嬉しいよ』と言ってくれました」とペドロとのやり取りも明かした。
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本日4/2は #ペドロ・パスカル の誕生日🎂
シリーズに映画に大活躍している彼の『#マッシブ・タレント』での勇姿もぜひスクリーンでお楽しみください🎬 pic.twitter.com/p8k46hYkSQ— 映画『マッシブ・タレント』絶賛公開中 (@massivetalentjp) April 2, 2023
アクセントの習得に苦労
また、ボロという役は南米のガイアナ出身。長い間英国の植民地だったガイアナは南米で唯一英語が公用語の国であり、メキシコ系アメリカ人のガブリエルはボロが話す英語のアクセントを習得するのに苦労したことも打ち明けた。
「私にスペイン訛りがあることは間違いありませんが、ボロという役の話し方には英国のアクセントもあるはずなんです」
ガブリエルは『THE LAST OF US』のシーズン2でペドロと再共演の予定だが、現在進行中の全米脚本家組合(WGA)のストライキを受けて製作は延期されている。
『FUBAR』はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『FUBAR』© 2023 Netflix, Inc.