ベネディクト・カンバーバッチの自宅敷地に刃物を持った男が侵入、一家は無事

『SHERLOCK』やマーベル映画『ドクター・ストレンジ』シリーズなどで活躍しているベネディクト・カンバーバッチの自宅敷地に刃物を持った男が侵入し、襲撃を受けていたことが明らかとなった。

犯人はホテルの元シェフ

英BBCによると、5月上旬に刃物を手にしたジャック・ビッセル(35歳)という男が、ベネディクトと妻で劇作家のソフィー・ハンター、3人の子どもたちの在宅中に家の鉄門を蹴破り、「お前がここに引っ越してきたことは知っている。家が燃えてしまえばいいんだ!」と叫んでいたという。

2020年までロンドンのメイフェアにあるホテルにシェフとして勤務していたというビッセルは、鉢植えを庭の壁に投げつけてインターホンに唾を吐きかけ、フィッシュナイフで壁から引き剥がしたとのこと。その後にビッセルは現場から逃走したが、インターホンから容疑者のDNAが採取され、逮捕に至ったと報じられている。ビッセルには窃盗と公序良俗違反、薬物犯罪などの前科があった。

法廷で検察側は、事件を起こす前にビッセルは近くの店で買い物をし、店主に「これから家に侵入して焼き討ちするつもりだ」と言っていたと明かしている。

5月10日(水)、英ロンドンのウッドグリーン・クラウン裁判所に出頭したビッセルは罪を認め、250ポンド(約4万3000円)の罰金を科せられ、ベネディクトの自宅と、一家が暮らす地域に近づくことを禁じる3年間の接近禁止命令も下された。ビッセルが、ベネディクトを襲おうとした理由は明らかになっていない。

この事件は5月4週目まで、英Daily Mail による全面的な報道規制の異議申し立てが認められるまで報道されなかったとのこと。

Daily Mailの取材でベネディクトに近しい関係者は、「当然のことながら、明らかに家族全員が動揺していましたし、犯人が家に侵入して危害を加えられるのではないかと思ったそうです。幸い大事には至りませんでしたが、ベネディクトとソフィーは再び狙われるのではないかと心配で、それ以来眠れない夜を過ごしています」と述べていた。

怖ろしい体験をしてしまったが、ベネディクトと彼の家族が無事で何よりだ。(海外ドラマNAVI)

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Photo:James Warren/Famous