ファン大興奮！『スター・トレック』『ブレイキング・バッド』…人気ドラマのアイテムがオークション出品へ

『スター・トレック』や『ザ・ソプラノズ／哀愁のマフィア』、『ブレイキング・バッド』など、ドラマ史に名を刻む傑作シリーズのアイテムがオークションに出品されることが明らかとなった。

『ブレイキング・バッド』ウォルターの下着が約430万円で落札！ブライアン・クランストンが反応

大人気ドラマ『ブレイキング・バッド』の幕を開けるシーンで、主人公ウォルター・ホワイトが履いていた白いブリーフがオークションにて高額で落札され、主演のブライアン・クランストンが反応している。 オープニングシーンの白ブリーフ 『ブレイキング・バッド』は、末期がんを宣告された温厚な高校化学教師が家族に財産...

名作ドラマのおなじみのアイテムが集結！

米Deadlineによると、アメリカ・テキサスに拠点を置くオークションハウス「ヘリテージ・オークション（Heritage Auctions）」が現地6月2日（金）から4日（日）にかけて、数十年間にわたって放送されたテレビ番組からおよそ1000点のアイテムを出品するという。

そのオークションリストに名を連ねる最近の作品は、『ジ・オフィス』や『MAD MEN　マッドメン』、『ER 緊急救命室』、『ザ・ソプラノズ』、『ブレイキング・バッド』など。少し古い番組では、『アイ・ラブ・ルーシー』や『奥様は魔女』、オリジナル版『スター・トレック』、『かわいい魔女ジニー』、『ガンスモーク』などがある。

具体的な出品物として、『ブレイキング・バッド』からは主人公ウォルター・ホワイトと相棒ジェシー・ピンクマンの衣装や、ドラッグ精製時に使用したビーカーやエプロンなど。『ザ・ソプラノズ』からは、主人公トニー・ソプラノが着用したスーツやレストランの駐車場のサイン、『MAD MEN』からはオフィスの椅子や電気スタンドなどがオークションにかけられる。

「ランドマーク・コミサー・コレクション」と題された今回のコレクションは、収集家であるジェームズ・コミサーが30年以上にわたって集めたアイテムで構成される。コミサーは、これらのアイテムを展示する博物館のオープンを夢見ていたが、そのスペースを見つけられない可能性を考慮し、収集品を手放す時が来たと悟ったという。

コミサーはオークションについて、「これだけの収集品を手に入れて保護するために、30年間にわたって節約して様々な犠牲を払い、スタジオのトップや放送局の社長と会ったり、テーマパークや全米の様々な都市を巡ったりしました。しかし、ずっと夢見ていた、テレビファンのための博物館を設立することはできないという事実を受け入れるようになりました。私は、このコレクションを収集して保護するために、自分の役割を果たせたことを心から誇りに思っています。今、この文化的な使命を引き継ぐのは他の人たちです」と述べていた。

アイテムによっては数十～数百ドルで競り落とせる物もあると見られるので、気になる人は「ヘリテージ・オークション」のページをチェックしてみてはどうだろうか。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Deadline