パリを舞台にしたドラマ版『エンド・オブ・ホワイトハウス』の主演は『アメリ』あの人

ジェラルド・バトラーが元シークレット・サービスのマイク・バニングを演じるアクション映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』。舞台をパリに移したそのドラマ版の主演が決定した。米Deadlineが報じている。

ラブストーリーの相手役からアクション作の主役に

元ネタは、2013年の『エンド・オブ・ホワイトハウス』を皮切りに、2016年の『エンド・オブ・キングダム』、2019年の『エンド・オブ・ステイツ』、そして現在4作目の『Night Has Fallen(原題)』が制作中の人気シリーズ。凄腕の元シークレット・サービスが様々な陰謀に立ち向かうアクションサスペンスで、これまでに公開された3作の全世界での興行収入は5億ドル(約675億円)を超える。

パリを舞台にした今回のドラマ版『Paris Has Fallen(原題)』では、主役をマチュー・カソヴィッツが演じることになった。俳優・監督として活躍するマチューのことを、日本でも大ヒットした映画『アメリ』でオドレイ・トトゥ演じる主人公が一目で恋に落ちる相手ニノ役で覚えている人もいるだろう。そのほかには、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ミュンヘン』やリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』に出演。監督としては、『憎しみ』『クリムゾン・リバー』『ゴシカ』などを担当している。

マチュー・カソヴィッツ

マチューが演じる主人公は、フランス首相の護衛官であるヴァンサン。彼はテロリストに狙われた首相を守るためにイギリスの秘密情報部と連携するものの、テロリストにいつも先手を取られてしまい、彼らに情報を流している裏切り者がいるのではないかと疑い始める…というストーリーになるようだ。

脚本は『Misfits/ミスフィッツ - 俺たちエスパー!』『フューチャーマン』のクリエイターとして知られるハワード・オーヴァーマンが執筆。8話構成で、撮影は今月の終わりからパリやロンドンで行われる。フランスの制作会社 Studio Canalが手掛け、フランスやドイツ、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、チェコ、スロバキアなどでの放送が予定されているという。アメリカ、イギリスの買い付けはこれから実施されるようだ。

なお、オリジナルの主役ジェラルドが今回のドラマ版に関わっているとの公式発表はない。だが、もしかしたらカメオ出演するかもしれないと囁かれている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline