ジャレッド・パダレッキ、打ち切られた『WALKER/ウォーカー』スピンオフの引っ越し先を模索

『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』のジャレッド・パダレッキが主演・製作総指揮を務める米CWの『WALKER/ウォーカー』のスピンオフ、前日譚に当たる『Walker: Independence(原題)』が1シーズンで打ち切られたことは当サイトでもお伝えした通り。しかしこのスピンオフでも製作総指揮を担うジャレッドは諦めておらず、他の放送局や動画配信サービスといった救済先を模索している。米TV Lineが報じた。

ほかのどんな西部劇とも違う、と自信

打ち切りが発表された翌日、「『Walker: Independence』の新しい住処を積極的に探しているところです」と語ったジャレッド。わずか1シーズンで打ち切られたことを「残念」としながら、他のプラットフォームで存続することに期待している。

「"打ち切り"が一番よく使われる言葉かもしれませんが、もっといい表現は“来年CWでは放送されない”だと思います。私は『Walker: Independence』をとても誇りに思います。こんなにも素晴らしい作品なので、必要とされるはずです。皆さんが視聴できるようなところに所属すべきだと感じています。キャストのことも脚本も設定も全部大好きです。この作品のストーリー展開は、現在放送・配信されている西部劇を題材にした他のどの作品とも異なります」

また、ショーランナーのシーマス・ケヴィン・フェイヒーは打ち切り発表前、CWでシーズン2更新がされなかった場合、新たな居場所を見つけるためのプランBがあると述べていた。

「CWが前に進む準備ができていない場合、他の選択肢はありますか、と言われれば、当然、引っ越し先を探すということにつながります。簡潔に言うならば、この作品がなくなってしまうことを誰も望んでいません。そうならないよう、できる限りのことをするつもりです。私たちはCBSスタジオから多くのサポートを受けており、みんなこの作品が大好きです。全員がこれまでやったことを誇りに思っています」

1800年代後半を舞台にした『Walker: Independence』の主人公は、裕福なボストン市民アビー・ウォーカー。西部を旅する途中で夫を目の前で殺害されたアビーは、復讐のために旅を続ける中で愛すべき悪党ホイト・ローリンズと知り合う。二人はテキサス州インディペンデンスへ向かい、過去から逃れて夢を追いかける様々な住民に出会う。世の中の変化についていけない住民たちが住む街の実情は、外からは分からないものだった…というストーリーだ。アビー役をキャサリン・マクナマラ(『ARROW/アロー』)、ホイト役をマット・バー(『ブラッド&トレジャー 伝説の秘宝』)が務める。

本国で3月2日に放送されたシーズン1フィナーレは、クリフハンガーな展開で締めくくられ、より大きな脅威と新たな謎がシーズン2に出てくる可能性を秘めていた。ファンの消化不良を解消するためにも、シリーズが継続することを祈りたい。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line