『シカゴ・ファイア』セットに銃を持った若者が侵入!?警備員2人が負傷

シカゴの消防士たちの活躍を描く人気ドラマ『シカゴ・ファイア』は激しいアクションシーンが見どころの一つだが、その現場でヒヤッとする事件が起きたと、米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

発砲事件から約8ヵ月、再びアクシデントが…

『シカゴ・ファイア』をはじめとした米NBCの『シカゴ』シリーズは、実際にシカゴの街なかで撮影しているのだが、5月4日にダウンタウンにある消防学校の近くで行われていた『シカゴ・ファイア』シーズン11の撮影現場に侵入者がおり、怪我人が出る事態となった。

4日午後5時過ぎ、複数の若者が撮影現場に侵入してセット内にあったバギーを走らせた結果、2人の警備員が負傷した。シカゴの元警官だという警備員たちは病院に運ばれたが、幸い命に別状はないという。また彼らのおかげで、キャストやスタッフに累が及ぶことはなかった。事件を起こした若者たちは現場から逃走したが、警察によれば、その際に現場に一丁の拳銃を落としていったとのことだ。

日々シカゴの撮影情報を伝えているTwitterアカウントは、「またもや残念な事故がセットで起きてしまったが、もっと酷い事態になる可能性もあった」とツイートしている。本国アメリカで5月24日に最終回を迎える予定の『シカゴ・ファイア』シーズン11はもともと5日が撮影終了予定日で、今日も引き続き撮影は行われるようだ。

なお、事件が起きた4日は「国際消防士の日」で、『シカゴ』シリーズの公式Twitterが「スクリーンの内外で活躍するすべてのヒーローたちに感謝します」とツイートしていた。

『シカゴ・ファイア』で危ないニュースが伝えられるのはこれが初めてではない。2022年9月、セット近くで銃が発砲されたため、それによる被害者は出なかったものの撮影はしばらくストップすることになった。その時に発砲した犯人はいまだに捕まっていない。

大都市のシカゴは犯罪の多さでも知られており、そういう側面も『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D.』『シカゴ・メッド』というシリーズに臨場感を与えているのだが、撮影自体は無事に行われることを祈りたい。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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Photo:『シカゴ・ファイア』© 2020 NBCUniversal Media, LLC