『神の雫/Drops of God』主演の山下智久、ファンの命を救う?

日本の人気漫画「神の雫」をフランスで国際ドラマとして実写化した『神の雫/Drops of God』に主演する山下智久が、フランスのファンから「あなたの作品のおかげで命を救われた」と感謝されたという。

「私の命を救ってくれた」

米Varietyによると、『神の雫』のプロモーションのためフランスのリールを訪れた山下が、ファンの一人に、山下が出演した2005年のドラマ『野ブタ。をプロデュース』を観賞したことで勇気づけられ、14年前に自殺を思いとどまったと打ち明けられたとのこと。その女性ファンは山下に、「あなたは私の命を救ってくれました」と感謝の気持ちを伝えたそうだ。

『野ブタ。をプロデュース』は白岩玄による同名小説をドラマ化したシリーズ。高校で人気者の桐谷修二が、自分の通う学校に転校してきた典型的ないじめられっ子、通称“野ブタ”こと小谷信太を人気者にプロデュースしていく物語。山下に感謝したファンは、負け組から勝ち組に人生を逆転させていくストーリーに励まされたようだ。

『神の雫』とは?

そして、山下がフランスで宣伝に勤しんでいる『神の雫』では英語・日本語・フランス語が使用され、日本のワインブームに火を付けた人気漫画『神の雫』(作・亜樹直/画・オキモト・シュウ)の実写ドラマ化シリーズ。


物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者/著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが、東京の自宅で息を引き取るところから始まる。彼が遺した膨大なワインコレクションを、疎遠になっていた一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)が相続するには、アレクサンドルの弟子だった一青との対決に勝つことが条件だと知る。アレクサンドルの遺書には「一青は“魂の息子”」とあり、果たしてアレクサンドルと一青の関係は…? 複雑な家族関係や相続、そしてワインへの愛が二人の若者を宿命の対決へ導いていく──。

一青役で主演し、英語を流暢に操る山下の近年における国際的な活躍は目ざましく、世界各国の注目俳優が集結したスペイン発のサスペンスドラマ『THE HEAD』に出演し、東京を舞台に描くハリウッドのドラマ『TOKYO VICE』、『ジュマンジ』シリーズのケヴィン・ハートと、『TRUE DETECTIVE/迷宮捜査』のウディ・ハレルソンが共演する映画『マン・フロム・トロント』にも登場している。

全8話となる『神の雫/Drops of God』は、日本ではHuluにて2023年に配信開始予定。(海外ドラマNAVI)

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