フィナーレは大満足!『スター・トレック:ピカード』パトリック・スチュワートらキャスト9名、仲の良さが溢れ出る独占インタビュー!

大人気SFドラマシリーズ『スター・トレック:ピカード』のファイナルとなるシーズン3が、いよいよAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて2月17日(金)より独占配信スタート!

本作は、パトリック・スチュワートが『新スター・トレック』で7シーズンに渡って演じたジャン=リュック・ピカードのその後を描く物語。ファイナルシーズンでは、オリジナルシリーズからのお馴染みの顔に新たなキャストも加わり、物語は最高潮を迎える。そんな本作から、総勢9名の豪華キャストが、海外ドラマNAVIの日本独占インタビューでそれぞれの思いや裏話を語ってくれた。

忙しい合間を縫って、インタビューに応じてくれたキャストは以下のとおり(グループ別にて実施)。

・パトリック・スチュワート(ジャン=リュック・ピカード)
・ジョナサン・フレイクス(ウィリアム・ライカー)
・ゲイツ・マクファーデン(ビバリー・クラッシャー)

・ジェリ・ライアン(セブン・オブ・ナイン)
・トッド・スタシュウィック(リアム・ショー)

・レヴァー・バートン(ジョーディ・ラフォージ)
・ブレント・スパイナー(ローア)

・マイケル・ドーン(ウォーフ)
・ミシェル・ハード(ラフィ)

パトリック・スチュワート、ジョナサン・フレイクス、ゲイツ・マクファーデンへのインタビュー

―パトリック、ジョナサン、ゲイツ、皆さんはオリジナルから出演していますが、『ピカード』で再び集結し、またロケが終わりお別れを言った時はどう思われましたか? 個人的にはこれで終わりだと思うと、寂しいです。

ジョナサン:ロケが終わった時に素直に思ったのは、“もっとあるといいのに”だった。皆素晴らしい作品を作り上げたと思っているよ。このファイナルシーズンの全10話は、30年前に我々がやった全シーズンと同じくらいパワフルな内容だった。充実感でいっぱいだったけど、もちろん寂しい気持ちもあった。どの作品でも終わった時はそういうものだけどね。でも、とても満足しているよ。

ゲイツ:ジョナサンの言うとおりね。全く同じ気持ち。ただ、私たちはずっと友人関係にあるから、“もうこれで会うことはない”という寂しさはなかった。いつも連絡をとっているからね。ジョナサンは俳優としてだけではなく監督業に勤しんでいるし、私はポッドキャストをやっているから。パトリックはオーディオブックのナレーションをはじめ、それぞれが色々なことで忙しくしている。だから、次にディナーで会える時が楽しみだなと思った。

パトリック:撮影が終了した時は、心の底からの満足感でいっぱいだった。そして『ピカード』を製作したプロデューサーと脚本家の勇気に心を打たれた。何十年も前に、理想郷を追い求めてずっと旅をし、きちんとした結末を迎えていた『新スター・トレック』だけど、世界や人々も変わるこの世の中で、今まだそこに辿り着いていない状況を改めて見せるというリスクを冒しながらもキャラクターたちを甦らせたわけだから。個人的には、撮影が終了したときの心境は、疲労困憊の一言に尽きるね(笑)

ジョナサン&ゲイツ:笑

パトリック:そもそもシーズン2と3は連続で撮影したんだ。

ゲイツ:パトリックにとってはそうよね。

パトリック:シーズン2のロケが終わった翌日にはシーズン3の撮影が始まったから、大変だった。

ジョナサン:パトリックは13カ月もずっと撮影をしていたからね。そんな謙虚にならず、もっと大変だったって言っていいよ(笑)

ゲイツ:本当!

パトリック:そうだね。やり遂げたよ、友人たちに助けられながらね。

―このシーズンでは、全キャラクターが主人公とも思える話の展開があるように思えます。演じられるそれぞれの役の物語、結末についてどう思われますか。

ジョナサン:今回のライカーの描かれ方は大好きだよ。オリジナル版でのライカーは長年、ピカードが指示を出してそれを全うするというキャラクターだったけど、今回はそうじゃない。非常に満足のいく内容だった。

ゲイツ:同意見よ。私もビバリーの身に起こることが大変気に入ったし、本当に色々な側面が見える展開なの。エモーショナルなシーンや過去の人間関係のシーンもありつつ、新しい人との関わりもあるから。また、私が昔からこの作品で一番好きな点は、そこにサイエンスやテクノロジーがあること。『スター・トレック』では、科学的な部分と人間という生身のものが常に共存し、見事に調和していて、でも矛盾もあり、そのようなところが素晴らしいと思っているよ。

パトリック:ゲイツの言ったことを聞きながら、今私たちの目の前にある『ピカード』のポスターを見て考えていた。ここに写っているキャスト、キャラクター全員が本当に大好き。戦いや野望や恐怖心から溢れる人間の弱さというものこそが、人類にとって重要な要素だと思うんだ。この作品にはそれがあるので、とても満足しているよ。

ジェリ・ライアン、トッド・スタシュウィックへのインタビュー

―トッドへの質問です。このファイナルシーズンからの出演ですが、演じるキャラクターについて少し教えてください。

トッド:ショーは、タイタン号の艦長です。長いことタイタン号に従事しており色々なことを見てきた人間だ。ステーキを食べてブランデーを飲んでいるような人物だよ(笑)

ジェリ:笑

―ありがとうございます。この伝説とも言える歴史あるシリーズに、ファイナルから参加することについては、どうでしたか。

トッド:まあ大丈夫だったよ(笑)

ジェリ:笑

トッド:真面目に答えると、本当に素晴らしかった。ジェリが長く演じたような、ファンにずっと愛されているキャラクターが存在する作品に出演できるという機会は、俳優にとって頻繁に巡ってくるものではない。伝説を守っていくというのが、一人の作品のファンとしても俳優としても大切だと思っているし、素晴らしい脚本に出会えてとても光栄だった。

―ジェリ、オリジナル版からこの『ピカード』まで長くセブンを演じてこられましたが、本作のロケが終了した時どのような心境でしたか。

ジェリ:夢でも見ているような感じだった。ずっと昔にさよならを告げたキャラクターに、これが本当に最後だとまたお別れをするのだから。『ピカード』で再びセブンを演じられて、本当に嬉しかった。ネタバレになるので言えないけど、ファイナルシーズンの結末は、作品全体としても、セブン自身の物語にしてもとても満足しているわ。セブンがどうなったかという点も、最高だと思っている。昔からの友人であるキャストや、トッドのような新しい友達とも日々会えなくなるのはさみしかったけど、ファンのみなさんもきっと大満足してくださるフィナーレだと思っている。

―それはとても楽しみです。では、お二人はロケが終了した後に、セットから記念としてもらった小物はありますか。なければ、実は貰いたかったものなどありますか。

トッド:艦長の椅子だね。あれは欲しかった!

ジェリ:ああ、それは本当ね。トッドはあの椅子、本当にずっと欲しそうにしていたの。知っているわ。

トッド:でも貰わなかったけどね。ジェリは?

ジェリ:実は『スター・トレック:ヴォイジャー』で以前、ボーグ・アルコーブ(ボーグが立って休眠する装置)をもらったの。

トッド:なんだそれ! いいなあ!

ジェリ:なので、大きなもので『ピカード』からだとしたら、クルーの名前が刻まれているコンソールかな。トッドもらった?

トッド:まさか! いらないよ!(笑)なんであれが欲しいの!

ジェリ:(笑)そうね、あなたはああいうのは欲しがらないわね。

トッド:でもジョナサン・フレイクス(ライカー艦長)を持って帰りたいかな。

ジェリ:それ!(笑)皆が大好きなフレイキー! 彼が皆のお土産になるべきね。日替わりでジョナサンをそれぞれの自宅に連れて帰らないと。

トッド:連れて帰っても「ほら、早く出ていって!次の家に行けよ!」ってなるだろうけどね(笑)

ジェリ:爆笑

レヴァー・バートン&ブレント・スパイナーへのインタビュー

―レヴァー&ブレント、よろしくお願いします。

レヴァー&ブレント:おはようございます!(日本語で)

―おはようございます!

―まずはレヴァーに質問です。このファイナルシーズンで実のお嬢さんのミカと、親子の役として共演を果たされています。この設定が生まれた経緯、そしてロケの時のことを教えていただけますか。(ミカ・バートンは、レヴァーの演じるジョーディ・ラフォージの次女アランドラ・ラフォージを演じている)

レヴァー:ショーランナーのテリー・マタラスのアイデアだった。もちろん大賛成だった。娘が俳優業をやりたいと決めた時、もちろん将来的な共演を夢見ていたから。ただこんな早くにその夢が実現するとは思ってなかった。そしてまさか、とっても大切な、そして娘にとっては生まれた時からの人生そのものでもある『スター・トレック』シリーズで共演できるとは思ってなかった。このような機会にとても感謝しているよ。子どもが成長して、新たな世界に足を踏み出す時、親は心配するものだ。だけど、その子が自分の意志で独り立ちしているのを見た瞬間に、親というのは安心する。ロケではそんな心境だった。人間として、そして俳優としても、娘をとても誇りに思っている。

―ブレントは、シーズン1から今回までそれぞれ異なる役柄での出演となっています。この設定は、シーズン1の段階から伝えられていたのでしょうか。

ブレント:こうなることは全然知らなかった。そもそも『ピカード』に出演するとも思っていなかったからね。パトリックが新作をやるからとディナーに招待してくれた時、パトリック一人がオリジナルから出演する作品で、全く新しいものになると理解していた。だから、彼に“頑張って”って伝えていたんだ。しばらくしてプロデューサーたちが、“シーズン1にデータとして少し出演してもらえるか?”と聞いてきたので、“もちろん! 楽しそうだ”と思って(データ/オルラン・イニゴ・スンとして)参加したんだ。脚本も素晴らしかったのでね。

そしてまた、シーズン2が始まる時に “やってほしい役があるんです。シーズン1のキャラクターに関係している人物です”と言われ、今後はアダム・スンを演じたよ。そして今回は『新スター・トレック』にも出ていたローアを再演している。本当にありがたいことだ。シーズン1からずっと楽しく演じてきたけど、テリーの手がけたこのファイナルシーズンの脚本が本当に素晴らしいと思っている。それに友人たちに会えてまた一緒に仕事ができるなんて、これほど恵まれたことはないだろう。ちなみに私たちキャストは本当にお互いのことをよく知っていて、家族とも言える関係なんだ。毎週のように話もしているから、彼らと会える撮影は最高だった。

マイケル・ドーン&ミシェル・ハードへのインタビュー

―ミシェルとマイケルのキャラクターについて質問です。ラフィは、シーズン1と2で、大切に思っていた人たちとの辛い経験がたくさんあったように思います。ですが、シーズン3の予告でもまだ大変そうな姿が見受けられます。ファイナルシーズンでのラフィの物語について教えてください。

ミシェル:その通り。ラフィはずっと過酷な状況下にいた。複雑なキャラクターだしね。彼女は、スターフリートに乗ることで、自分の原点を見いだそうとするけど、実はそれは自分自身の外に原点を探していることなの。ウォーフにあった時に、「ラフィ、お前は戦士だ」と言われる瞬間があるけど、ウォーフのその言葉の意味は“ラフィ、お前自身の中にすでに原点はある。自分を信じろ”ということ。でもラフィにはそう思えないの。でも、ウォーフ自身の強さと力を自分の目で目撃することで、それを知ることになる。このシーズンはラフィにとって、自分探しと癒しの旅になると思う。

マイケル:本当にそうだね。ラフィはどんどん変化していくから。「戦士だ」と言った時もそれ以外の時も、ラフィはウォーフの言うことを受け入れる。自分が何者であるのか、自分のあらゆる側面を受け入れるところがポイントだね。

―マイケル、まずはスターフリートにお帰りなさい!(ウォーフは今シーズンから登場)今回のウォーフはオリジナル版の時と比べて、かなり変化があったように見られます。「平和主義」のようなことも言っていますし、彼に一体何があったのでしょう。

マイケル:ウォーフについてですが、彼はずっと以前に、自分の旅は、目的地やゴールに辿り着くということではないとわかっている。私自身は、ウォーフが平和主義だと言うのは好きだよ。でもそう言いながらも彼は、人に剣を向けるけどね(笑)

ミシェル:本当に(笑)

マイケル:とても面白いテーマだよね。彼も自分を受け入れようとしている。平和がいいと言いながらも、「自分は戦士だ」と大切な友人のために第一線で戦う。でも、彼には平和主義者として進む選択肢もある。ウォーフもまたラフィと同じように複雑なキャラクターなんだ。本来人間とはそういうものだよね。色々な側面があるから。

ミシェル:そのとおり。

―ロケが終了した後に、記念としてもらった小道具などはありますか。

ミシェル:スタッフがこのインタビューを聞いているから言えないけど(笑)持って帰るとしたらラフィの通信コムバッジね。

マイケル:ロケが終了した時は、何も持って帰らない主義なんだ。終わってからも家で見たくないからね。あのウォーフのメイク顔を思い出してしまうから(笑)

ミシェル:マイケルは本当にそういう人!(笑)

マイケル:中には持って帰る人もいるんだよ。でも、キャストの名前が刻まれている(休憩中に座る)椅子は皆もらったね。

ミシェル:そう! もらったわね。私も気に入っているわ。

マイケル:あれは嬉しいよね。でも、特殊メイクとかの小物を貰うかっていうと、いらないかな(笑)

ミシェル:マイケルには必要ないのよ、彼はなんと言ってもマイケル・ドーンだから(笑)

マイケル:(笑)

―ありがとうございました。

ミシェル&マイケル:(手を合わせて)どうもありがとう!(日本語で)

絶対に見逃せないファイナルシーズン!

各キャストが絶賛するファイナルシーズン。物語は、ピカード提督のもとに懐かしい友から危機に瀕しているというメッセージが届くところから始まる。ピカードは人生で最も重大な救出ミッションを行うため、新旧の仲間たちを集結させる。そしてこの最後の旅でピカードは、これまで築き上げてきたものと連邦の運命を永遠に変えてしまうような衝撃的新事実との板挟みに直面する…。そんなピカードたちの最後の旅路をぜひ見守ってほしい。

『スター・トレック:ピカード』シーズン3はAmazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて2月17日(金)より独占配信開始。毎週金曜日に新エピソードが配信される。

(取材・文/Erina Austen)

Photo:『スター・トレック:ピカード』シーズン3 Prime Videoで独占配信中 TM & © 2022 CBS Studios Inc. STAR TREK and related marks and logos are trademarks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved.