アシュトン・カッチャー、『ザット'70sショー』共演者のレイプ容疑について「無実であることを願う」

人気コメディドラマ『ザット'70sショー』に主演したアシュトン・カッチャーが、性的暴行と3件の強姦罪で起訴された共演者のダニー・マスターソンについて、「無実であることを願う」と語っている。

「無罪を願っているけど…」

2017年にダニーは性的暴行で訴えられ、2020年6月には、2001年から2003年の間に犯したとされる3件の強姦罪で起訴されている。その裁判は2022年12月に無効審理に終わったが、前述のレイプ容疑で二審が控えている。

『ザット'70sショー』で8シーズンにわたって共演しただけでなく、Netflixのコメディドラマ『The Ranch ザ・ランチ』でダニーとリユニオンを果たしたアシュトンが、米Esquireのインタビューでダニーの容疑について、こう発言している。

「彼にかけられた容疑の無罪が確定することを願っているけど、結局のところ、僕には分からない。僕は裁判官でもないし陪審員でもない。検事でもないし被害者でもないし、被告人でもない。だから、そういう場合に僕はコメントをする立場ではない。ただ、分からないだけなんだ。いつか、彼の子どもがこの件について読むことになる…。どんな形にせよ、暴力を受けたと感じた人には同情する」

当時はメンター的な存在だった

そして、『ザット'70sショー』の撮影当時を振り返ったアシュトンによれば、ダニーは若いキャストたちにとってメンター的な存在だったのだという。アシュトンは、「彼は、“ルールは一つだ。バカなことはするな、台無しにするんじゃない”というようなことを言ってたよ」と付け加え、ダニーが共演者たちにドラッグや問題行動に走らないように指導していたとも明かしている。

なお、裁判所はダニーの強姦罪の二審について、2月16日と3月6日に、状況報告および公判前の申し立てのために日程を設定しているという。『ザット'70sショー』とアシュトンがゲスト出演したことでも話題の新作スピンオフ『ザット'90sショー』はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ザット'90sショー』©COURTESY OF NETFLIX