『クリミナル・マインド』制作陣、セクハラ訴訟和解に300万ドル支払いへ

『クリミナル・マインド』制作陣がセクハラ訴訟和解に300万ドルの支払うと米Varietyが伝えている。

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の撮影現場でセクシャルハラスメントがあった疑いで、2020年にカリフォルニア州公民権部門(CRD)によって訴えられていた制作会社ABC Signature。訴訟の内容は、撮影監督のグレッグ・セント・ジョンズが複数の男性クルーに対し、望まないボディタッチやセクハラ行為、さらに好ましくない脅迫を行ったというもの。

2005年から2015年にかけて15シーズン放送され、11月からはParamount+でリバイバル版がはじまった『クリミナル・マインド』は、ABC SignatureとCBSが共同製作していた。

CRDは“ABC Signatureはもちろん、他の制作会社や個々のプロデューサーたちもハラスメントを無視して、この件に苦情を申し立てたクルーを不当に解雇した”と主張し、公正雇用住宅法、ラルフ公民権法、および職業上の関係におけるセクシャルハラスメントを禁止する民法の規定に違反していると訴えていた。

12月19日(月)に公開された文書によると、「ABC Signatureは約12人に対し300万ドルを支払いを行う」ことが明記されたほか、ABC Signatureによって制作されたすべての番組に改訂したポリシーを徹底して知らせること、プロダクションや人事部を指導すること、定期的に製作部や人事部の顧問と面会して現場における嫌がらせや報復行為に関する苦情で残されている問題はないか確認すること、年に一度CRDにコンプライアンスを報告することなどが取り決められたようだ。

CRDの代表ケヴィン・キッシュは「セクハラと無縁に生きる権利のために、クルーたちは恐れずに立ち向かいました」と話す。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『クリミナル・マインド』©ABC Studios