世界的人気作『アダムス・ファミリー』に登場する、長女ウェンズデーを主人公に迎えた異色の推理ミステリードラマ『ウェンズデー』。11月23日(水)より配信スタートした同シリーズの更新は現時点で不明だが、すでにショーランナーはシーズン2の構想を温めているようだ。
家族を取り上げたい
全8話となる『Wednesday』では、アダムス家の長女であるウェンズデー(ジェナ・オルテガ)が特殊能力をコントロールできるよう、ネバーモア・アカデミーで学びながら連続殺人事件を阻止し、25年前に両親が巻き込まれた超常現象の謎も追っていくミステリー作品となる。
そのコンセプトにより、シーズン1では実家を離れたウェンズデーが、アダムス家の外で自身の生活を築いていく物語に重点が置かれている。とはいえ、ウェンズデーの母親であるモーティシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)や父親のゴメズ(ルイス・ガスマン)をはじめ、フランチャイズでお馴じみのキャラクターも登場する。
米Indie Wireの取材に応じた共同クリエイター・共同脚本を務めるアルフレッド・ガフが、シーズン2へ更新された際に実現したいことを語っている。「番組では一連のキャラクターを軽く紹介しただけだと感じていて、役を演じたキャストは本当に素晴らしい。キャサリンはモーティシアを象徴する存在だと思うし、この番組でウェンズデーとモーティシアの関係性は欠かせないんだ。ウェンズデーが家族の外で自分の道を切り開こうとするストーリーも大切だけど、もしシーズン2を迎えられたら、今シーズンのように家族をいくつかのエピソードで取り上げたいと考えているよ」
ガフの発言によると、各キャラクターの紹介的な役割を果たしたシーズン1に続いてシーズン2を製作できるなら、さらにキャラクター像やその背景を掘り下げていきたいと考えているようだ。
登場キャラクター
上述のキャラクターの他には、ネバーモア・アカデミーのウィームス校長(『ゲーム・オブ・スローンズ』のグウェンドリン・クリスティ)、ウェンズデーのルームメイトで人狼のイーニッド(『ガール・イン・ザ・ベースメント』のエマ・マイヤーズ)、マリリン・ソーンヒル(映画『アダムス・ファミリー』シリーズでウェンズデー役を演じたクリスティナ・リッチ)、タイラー・ガプリン(『Your Honor/追い詰められた判事』のハンター・ドゥーハン)らが登場している。
製作が期待されるシーズン2でアダムス家のメンバーや新キャラクターたちは、どのように描かれるのだろうか。更新情報に注視しておきたい。
『ウェンズデー』はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ウェンズデー』©COURTESY OF NETFLIX