『MANIFEST/マニフェスト』シーズン4、ベンにとって辛い道のりに“すべてを疑問に感じる”

満を持して11月4日(金)よりNetflixにて独占配信される『MANIFEST/マニフェスト』シーズン4。主人公ベン役を演じてきたジョシュ・ダラスが、最終章ではベンが感情的に辛い状況に置かれている様子を見ることができると内容をチラ見せしたとScreen Rantが伝えている。

ついに配信が開始となるシーズン4

11月4日よりファイナルシーズンのパート1の配信が始まるSFミステリー『MANIFEST/マニフェスト』。2018年から米NBCで放送されるもシーズン3で突如打ち切りに。しかしファンの救済運動によってNetflixでのファイナルシーズン製作が決定。5年の時差をもたらして運命を変えた一つのフライトの謎をめぐるミステリーの結末に世界中のファンがアツい視線を送っている。

配信が心待ちにされるなか、The Hollywood Reporterのインタビューに応じたベン・ストーン役のジョシュ・ダラス。シーズン4でベンは辛く暗い状況に置かれると内容を少し明かした。

「ベンに待ち受けている道のりはとても辛いものだ。シーズン3で作品を離れてから2年後にシーズン4のパート1を始めた。だから彼は深い怒りと悲しみの中で錨を下ろすのに、多くの時間を費やして、すべてのことに疑問を抱かずにいられなくなっている。“呼びかけ”のすべてに疑問を感じている。なぜなら彼がよく考えた限りでは、ベンはなにも与えられていない。むしろすべてを奪っていっただけ。だからベンはこれ以上なにも関わりたくないんだ。それに神や世界、善と悪のすべてにも疑問を抱いていて、もしかしたらエイドリアンがずっと正しくてベンをはじめとする乗客たちが黙示録の使いで、この氾濫を引き起こしているのではないかと思いはじめている」

「だからベンは怒りと悲しみにしがみついて難しい場所にいて、そこから脱する出口も見えなくなっている。それこそが怒りというものだよね。執着して、一番愛してくれる人を傷つけてしまう。ベンはまだ家族が傍にいる。子どもがいるし、妹がいるけれど、妻グレースと娘オリーブの喪失から抜けられなくて、ひとつのことしか集中できなくなっている。それはエデンを見つけること。彼が悲しみを手放したくない一つの理由は、もし悲しむことをやめてしまったら、ある意味でグレースを永遠に失ってしまうように感じるからだと僕は思う。それにエデンを見つけることで、グレースも取り戻すように感じられるのだと思う。それがベンが集中していることで、残念ながらとても強くて賢くて有能な妹を置き去りにしてしまっている」と心情を解説した。

謎が解き明かされることに期待が高まるNetflixシリーズ『MANIFEST/マニフェスト』シーズン4は11月4日(金)よりNetflix独占配信スタート。シーズン4についてわかっていることはこちら。

参照元:Screen Rant

(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『MANIFEST/マニフェスト』は11月4日(金)より独占配信スタート