『ドクター・フー』初の黒人ドクターとなるンクーティ・ガトワの映像が初公開!

時代を超えて愛され続けている英人気SFシリーズ『ドクター・フー』。ジョディ・ウィテカーからバトンを受け継ぎ、初の黒人ドクターとして14代目に就任したンクーティ・ガトワの映像が初お披露目となった。

デヴィッド・テナントも登場

ドクター・フーを演じるンクーティの初映像は、「もう自分が何者なのか分からない」というナレーションに乗せ、10代目ドクターのデヴィッド・テナントが登場するシーンからスタート。デヴィッドは、放送60周年を記念する特別番組にゲスト出演するため、この回の映像がフィーチャーされているようだ。自分がどこにいるのか把握できずに呆然としている様子のデヴィット版ドクターの前に、ニール・パトリック・ハリス扮するマジシャンのようなキャラクターが現れ、不気味に手を振っている。

その後にカットが切り替わり、必死の形相で逃げ惑うデヴィット版ドクターや爆発炎上する車のシーンに続いて、ついにンクーティ演じる新ドクターが登場。「一体何が起きているのか誰か教えてくれ!」と叫び、そこで映像は終わっている。約10秒の映像では何が起きているのか予想できないが、10代目&14代目のドクターが何か良からぬことに巻き込まれてしまうことは間違いなさそうだ。この映像には、シーズン4&5でコンパニオンのドナ・ノーブル役を演じ、デヴィッドと共演したキャサリン・テイトも姿を見せている。

「壮大なものになる」

またシーズン14には、シーズン1~5までクリエイターを務めたラッセル・T・デイヴィース(『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』)もカムバック。デイヴィースはシーズン14が「壮大なものになる」と予告し、デヴィッドは「60周年記念番組にはサプライズが待っている」と示唆していることから、かなり新シーズンには期待が持てそうだ。

ンクーティが新ドクターを演じる『ドクター・フー』シーズン14は、2023年11月に英BBCにてデビュー。60周年特別番組も同月に放送予定。日本では、『ドクター・フー』シーズン1~7、11~12はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)