毎年、この時期に見たくなるホラーコメディの定番として長く愛される『アダムス・ファミリー』。本日、10月7日(金)はその続編『アダムス・ファミリー2』(原題:Addams Family Values)が金曜ロードショーにて放送されるが、実は脇を固めるキャストは海外ドラマでお馴染みの人だらけ! このタイミングで出演者の顔ぶれを振り返ってみよう。
目次
『アダムス・ファミリー2』とは
第一弾『アダムス・ファミリー』でメガホンを執ったバリー・ソネンフェルドが再び監督をした『アダムス・ファミリー2』は1993年に公開。アダムス家の主ゴメズと妻のモーティシアに赤ちゃんピューバートが誕生するも、パグズリーとウェンズデーからは命を狙われることに! 一方で、ピューバートの子守としてやってきたデビーにフェスタ―は一目ぼれ! しかし彼女の本当の姿は…?
脇を固める豪華キャスト
デビー役のジョーン・キューザック
とある目的を持ってアダムス家に近づいてきた魔性の女デビーを演じるのは、俳優一家出身のジョーン・キューザック。『ベター・コール・ソウル』レベッカ役のアン・キューザックと『ユートピア ~悪のウイルス~』や近年ドラマ化もされた映画『ハイ・フィデリティ』などで知られる映画スターのジョン・キューザックとはきょうだいだ。
そんなジョーンの海外ドラマ代表作といえば、『シェイムレス 俺たちに恥はない』だろう。フランクの恋人シーラ・ジャクソンとして出演し、エミー賞を受賞した。そのほかにもNetflixオリジナルシリーズ『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』や『ホームカミング』に出演。
グラニー役のキャロル・ケイン
1975年の映画『Hester Street(原題)』で主演を務め、アカデミー賞に輝いたキャロル・ケインが第一弾で登場したジュディス・マリナのグラニ―役を引継ぎ登場。どこかで見たことある!?と思う海外ドラマ好きも多い彼女の出演作には『アンブレイカブル・キミー・シュミット』(超個性的な大家さんリリアン)、『ナチ・ハンターズ』(メインキャストの一人、ミンディ役)、『GOTHAM/ゴッサム』(オズワルド・“ペンギン”・コブルポットの母親ガートルード役で出演)などがある。
ベッキー役のクリスティーン・バランスキー
デビーに追いやられたパグズリーとウェンズデーが参加することになった差別的なサマーキャンプの責任者夫婦のベッキーとして登場するのが、『グッド・ワイフ』とそのスピンオフ『グッド・ファイト』でお馴染みのクリスティーン・バランスキー。コメディドラマ好きには『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』レナードの母親ことビバリー役としても知られている。『ダウントン・アビー』のクリエイター、ジュリアン・フェロウズが舞台をアメリカに移し19世紀のニューヨークを描いた最新ドラマ『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』では主演を務めている。そのほかの出演ドラマには『アグリー・ベティ』、『ゴースト ~天国からのささやき』など。
ゲイリー役のピーター・マクニコル
ベッキーの夫でキャンプ責任者の一人ゲイリーを演じたピーター・マクニコルといえば、やはり『アリー・myラブ』のジョン役だろう。本作ではエミー賞助演男優賞を受賞している。また、『シカゴホープ』のアラン・バーチ役、『エージェント・オブ・シールド』のエリオット・ランドルフ役、『24 TWENTY FOUR』のトム役として記憶に残っている人も多いのでは?
Netflix版『ウェンズデー』の配信ももう少し!
『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』などで知られる鬼才ティム・バートン監督が手がけるNetflix製作による『アダムス・ファミリー』のスピンオフドラマ『ウェンズデー』もオリジナル映画を見た後にぜひともチェックしたい。本シリーズは、学生生活に奮闘する10代の彼女が、自分の一族にまつわる殺人ミステリーに巻き込まれていく姿を描く。11月23日(水)よりNetflixにて独占配信スタート。
(海外ドラマNAVI)
(2022年10月時点の情報です)
Photo:ジョーン・キューザック©CHRIS BLACK/FAMOUS キャロル・ケイン©FAM008/FAMOUS クリスティーン・バランスキー©NYKC