『エージェント・オブ・シールド』クラーク・グレッグ、メンタルヘルスの擁護者として表彰される

『エージェント・オブ・シールド』のフィル・コールソン役で知られるクラーク・グレッグがメンタルヘルスの擁護者として表彰されたとCBR.comが伝えている。

MCUでお馴染みのクラーク・グレッグ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第1作目『アイアンマン』が2008年に公開されてから『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』などの映画に登場し、主演シリーズ『エージェント・オブ・シールド』も製作されたエージェントのフィル・コールソン役で最も知られる俳優のクラーク・グレッグ。彼は自身のTwitterで、メンタルヘルスなどをサポートするカリフォルニア州最大の非営利団体Pacific Clinicsから、メンタル・ヘルス・アワード2022のチャンピオンに選ばれたことを報告。「子どもたちよ、なんという旅だろう」と喜びのコメントをツイートしたクラークは、10月15日にロサンゼルス、ダウンタウンのミレニアム ビルトモア ホテルで行われる年に一度のクリニックの式典で表彰される予定だ。

ここ数年、精神面での健康を保つことについて発信してきたクラーク。2018年にはMen's Healthのインタビューで、映画やテレビの現場で仕事をしている時の安定性とは裏腹に、休暇中にパニック障害に襲われたことを告白。認知行動療法について書かれた本に助けられたというクラークは「どこにいても近くに薬があるかどうか気にする必要はないことを知っていると心が落ち着くんだ。私はこうしたエクササイズができて、制御可能になっていくとわかっている」と、薬を用いた治療を必要とすることなく、問題に対応することができたと話していた。

最近ではドキュメンタリー『アメリカ炭疽菌事件と犯罪科学捜査』やニコール・キッドマンとハビエル・バルデム主演の映画『愛すべき夫妻の秘密』などに出演するクラークだが、やはりファンが最も関心を寄せているのが、フィル・コールソンとしてのクラークを再び見ることができるのかということ。

ファンに惜しまれつつMCUを離脱したフィルは、その後2020年まで米ABCの『エージェント・オブ・シールド』で活躍。映画では2019年公開の『キャプテン・マーベル』で若かりし頃のフィル役で再登場。直近ではDisney+のアニメシリーズ『ホワット・イフ...?』で同役の声を担当した。フェーズ4に差し掛かったMCUでも、フィルの姿を見たいと復活を待ち望むファンは多いが、演じるクラークは冷静に見ているよう。「もし私や私の分身が必要とされて、なにかしらに参加できる時がきたら、興奮するだろう。でも今はいちファンとして楽しんでいるだけだよ」と話していた。

『エージェント・オブ・シールド』はHulu、Disney+(ディズニープラス)などで配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:クラーク・グレッグ©Faye Sadou/Famous