「キャシアンのことが忘れられなかった」ディエゴ・ルナが描く『スター・ウォーズ』史に残る物語とは?

全世界で社会現象を巻き起こし続けてきた『スター・ウォーズ』シリーズ史の歴史的瞬間が描かれる物語『キャシアン・アンドー』がDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中だ。『エピソード4/新たなる希望』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の5年前、帝国が支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々の物語を描いた本作で製作総指揮と主人公キャシアン・アンドー役を兼任したディエゴ・ルナが本作への想いを語った。

見てもらうのがとても楽しみ

本作では、レイアやルーク・スカイウォーカーらが協力することになる〈反乱軍〉の誕生など、これまでの『スター・ウォーズ』シリーズで明かされてこなかった秘密を描く。『ローグ・ワン』に続き、本作でキャシアン役を再演できて「本当にうれしい」と話すディエゴはそのことについて、「『ローグ・ワン』の時代とその5年前では、状況や時代や物事が何もかも違うんだ。本作は最初から驚きの連続だよ。皆さんに見てもらうのがとても楽しみなんだ」とターニングポイントが描かれる本作への自信を見せる。

キャシアンのことが忘れられなかった

また本作ではスパイでもなければ誰かのために戦うわけでもなく、『ローグ・ワン』で大義のために犠牲を払う姿からは想像できない若き日のキャシアン・アンドーが描かれる。今回初めてキャシアン・アンドーの過去を紐解くことは、『スター・ウォーズ』の物語においてとても興味深いものになるとディエゴは確信していた。

「『ローグ・ワン』に出演してから、キャシアン・アンドーのことが忘れられなかったんだ。『ローグ・ワン』でキャシアンは『6歳の時からずっと戦ってきた』と言っていた。それは具体的にどういうことなのか? 6歳の子供が普通の子供時代を送らずに戦ってきたことに、僕はすごく興味を持ったんだ。さらに彼は暗い過去を持ち、反乱軍のために酷いことをやったとも語っていた。彼は何について言っているのか? 僕らにはキャシアンの過去と反乱軍について考えるためのたくさんの素材があった。大きな目的のために命を懸けて全てを犠牲にしようと思えるようになるまでには、彼の過去にどんな出来事があってどんな経験をしたのか。それを描くことにとても興奮したし楽しみだったんだ」と語っている。

初回3話ではキャシアンがまだ情報将校という肩書もなく、離れ離れになってしまった妹を探しながらその日暮らしをしている姿が描かれる。そんな名もなき一人の男だったキャシアンが、いかにして反乱軍として戦うことになるのか? そして、ダース・ベイダーら率いる帝国軍に立ち向かう反乱軍はどうやって形成されていったのか? 『スター・ウォーズ』の新たな歴史的瞬間を見逃さないでほしい。

『ローグ・ワン』、そして『スター・ウォーズ』の歴史に繋がる新たな物語『キャシアン・アンドー』ディズニープラスにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『キャシアン・アンドー』©2022 Lucasfilm Ltd.