上流社会と使用人との間で巻き起こる愛憎劇を描き、社会現象を巻き起こした『ダウントン・アビー』。2019年に公開された映画版の続編となる長編映画第2弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』の特別映像が到着。スクリーンにカムバックするお馴染みのキャラクターと新時代の幕開けを告げる新キャラクターを紹介。
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エミー賞など数々の賞に輝いた『ダウントン・アビー』
舞台は、1912年から1925年のイングランド北東部ヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅。グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活に歴史上の出来事が織り込まれたヒューマンドラマは、全6シーズン、52エピソードをもって幕を閉じたが、2019年に劇場版として復活を遂げると、再び社会現象を巻き起こした。そんな待望の長編映画第2弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』が9月30日(金)についに日本公開。
『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』に登場するキャラクターを一挙紹介!
撮影ロケ地である英国ハイクレア城から登場人物にフォーカスした特別映像が到着。豪華オリジナルキャストやスタッフのインタビューやメイキング映像を交えながら、新キャラクターを迎えて、新たな展開が巻き起こる最新作に迫っていく。
再びスクリーンに舞い戻るお馴染みのキャラクター
前作はクローリー家の亡き三女シビルの元夫トムが、当時の新キャラクターのルーシーと新たに恋に落ち、2人のダンスシーンで幕を閉じたが、最新作の冒頭はその2人の幸せな挙式が描かれる。そして、『ダウントン・アビー』を語る上で欠かせない先代伯爵夫人のバイオレットが知らずのうちに南フランスの別荘を相続していたことが明らかになったことで、その理由を探るために当主ロバートと妻コーラは南フランスへ飛ぶ。なんと秘密を抱えていたのはバイオレットだけではないようで、コーラを演じたエリザベス・マクガヴァンが「コーラにも隠し事があるわ」と新展開を匂わせる。ジャーナリストとしても活躍する次女イーディスも記事執筆のため南フランスの旅に同行。異国の地に足を踏み入れたお馴染みの面々の姿は新鮮。
一方、「渡仏できなかったけど恨んでない」と笑いながらコメントするのは長女メアリーを役のミシェル・ドッカリー。バイオレットやメアリーたちはダウントンに残り、クローリー邸に突如飛び込んできたハリウッドの映画撮影の依頼を引き受け、無事に撮影が進行するように邸宅を仕切る。外からやってきた人々とのトラブルに苦労するメアリーだが、バイオレットからの助言を受けながら本領を発揮。ミシェルは「彼女にはバイオレットと共通する部分がある。映画監督のジャックと恋の予感もある」とも明かしており、本作で新たな葛藤と出会いに揺さぶられるメアリーに目が離せない。
もちろん、その他にも下僕のアンディやその妻で料理長助手のデイジーなどダウントンではお馴染みのキャラクターたちもスクリーンにカムバック!
新時代の幕開けを告げる新キャラクター
そして『ダウントン・アビー』シリーズに新たに加わるのは、ハリウッド映画を撮影する監督ジャック役として『ハンニバル』のウィル・グレアム役で知られるヒュー・ダンシー、ハリウッドスターのガイ役として『アフェア 情事の行方』のドミニク・ウェスト、映画のヒロインのマーナ役として『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメレディス・クイル役や『トランスフォーマー/最後の騎士王』のヴィヴィアン役で知られるローラ・ハドックが登場する。エリザベスは「屋敷を“侵略”するハリウッドの俳優陣は新しい時代の象徴」と語り、ダウントンの新時代の幕開けが描かれる本作において重要なキャラクターであることを言及。
そして、バイオレットの秘密が隠されている南フランスの別荘で出会う先代モンミライユ侯爵未亡人役として、『たかが世界の終わり』などで知られるフランスの名女優ナタリー・バイと、モンミライユ侯爵役として『家なき子 希望の歌声』などのジョナサン・ザッカイも出演。5人の新キャラクターたちの加入に、ミシェルは「登場人物が増えるのは新たな家族を迎える感覚」と明かしており、前作からスケールアップを果たした本作にますます期待が高まる。
映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』は、9月30日(金)より全国公開。
(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』© 2022 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.