逮捕後初!『フルハウス』ロリ・ロックリン、TV出演で近況を明かす

2019年に大学不正入学問題で起訴された『フルハウス』のロリ・ロックリンが、逮捕後初めて役柄ではなく自身として、テレビ番組に出演。近況を明かしたと米Popcultureが伝えている。

大人気シットコム『フルハウス』や『フラーハウス』のベッキー役で知られるロリ。現地時間7月23日(土)にロサンゼルスのテレビ局KTLAで放送された支援団体Project Angel Foodによるチャリティ番組「Lead with Love 3(原題)」に参加し、事件について話すことはなかったものの、Project Angel Foodとの取り組みについて話す中で近況を明かした。

女優業の傍ら続けているボランティア活動

ロリは事前に収録された映像で登場。ロサンゼルスにいる食料を必要とする人々に宅配などを行い。1年間で100万食以上を提供しているというProject Angel Foodのボランティアの1日の様子を追う内容で、車を準備するシーンなどがある。「わたしは1年半以上Project Angel Foodに参加してきました。人生で最もやりがいのある経験の一つです」と話すロリ。「どこでも働かないと。たくさんのシリアルやフルーツを積み込んで。フルーツの袋ばかりです」

さらに彼女は人々とのつながりも築き上げているそう。「1週間に1度、同じ宅配ルートを通ります。毎度同じ人に会うので、みなさんと繋がりを築くことはとてもいいことです。彼らは家を離れることができない場合もあります」と宅配によるボランティアがもつ意義について話した。とくにコロナ禍で孤立してしまう人々にとって、ロリが訪れることが誰かとの繋がり、会話をもつチャンスになっているのだとか。

「コミュニティであり、家族で、ここで働く誰もがとても素晴らしい」とProject Angel Foodについて続ける。「私がとくに落ち込み、心が折れていた時に、大きく腕を広げて迎え入れてくれました」と話し、直接的な言及ではないものの、大学不正入学騒動当時の様子を明かした。「そうして私はここで居場所を見つけました。それこそ私がみなさんがしてくれたことに対して感じていることです。だからこそ、この団体のために活動することを誇りに思います。なぜなら彼らは本当に重要だと思っているのです。本当のコミュニティなのです」

2021年12月に『ホープバレー物語』のスピンオフドラマ『When Hope Calls(原題)』で、逮捕後初のドラマ出演を果たし、女優復帰を果たしていたロリ。今回役を背負った女優としてではなく、ロリ・ロックリンとしてTV出演を果たしたことで、またひとつかつての活動に戻り始めたといえる。

ロリの出演するドラマ『ホープバレー物語』『フルハウス』はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ロリ・ロックリン©Minas Keukazian/FAMOUS