『シカゴ・メッド』マギー役マーリン・バーレット、実際に看護師の免許を持っている

米NBCの人気医療ドラマ『シカゴ・メッド』に、シーズン1から看護師マギー役で出演しているマーリン・バーレットが、すでに製作が決まっているシーズン8に引き続き出演することがわかった。そして、実は医療従事者の家庭に育ち、自身もその道に進む学校に通っていたという。米King5が伝えている。

米Deadlineによると、マーリンは今回複数年契約を結んだという。『シカゴ・メッド』は現時点では今秋スタートするシーズン8までの更新しか発表していないが、シーズン9へと続くのだろうか。

『シカゴ・メッド』マーリン・バーレット、看護師の免許を取得

マーリンはブルックリン生まれのハイチ系アメリカ人で、フランス語を母国語とし、医療従事者の家系に生まれた。彼女は看護師の免許を取得したが、実際に看護師として仕事をすることはなく、俳優への道を選ぶ。そして、偶然にも医療ドラマに出演するようになった。

そんな彼女は、常に医療の最前線にいる人々に深い敬意を抱いていると話す。そして、今回のパンデミックはその気持ちをさらに増幅させたという。

「カメラの裏では、髪の手入れをしたり、メイクしたりと、私たちがやっていることには微妙なラインがあります。実際の医療現場の最前線ではそんなことはできません。彼らはギリギリのところにいるのです。自分のことは後回しにして、患者さんのことを考えなければならない。“カット!”と言われて、休むこともないのです。作中では、本当のヒーローを描いているのですから、うまくやることが大切なんです」

また『シカゴ・メッド』に出演してからというものずっと、自身の家族が毎回視聴後に感想をくれるという。「私が患者の命を救ったエピソードで、家族は私がカーテンを閉めなかったと指摘するんです。それで私が“患者の命を救ったのよ! ”と言っても、“一人の患者のために犠牲にしてはいけない。他に何人助けられると思うんだ”って。私はここでは勝てません」

ドラマで描かれることが正確かどうかは別として、俳優たちは『シカゴ・メッド』に、最前線で働く医療従事者が過ごす毎日の精神を反映させたい、そしてその過程で、少しでも喜びや希望も描きたいと思っているようだ。『シカゴ・メッド』シーズン8は、今年9月21日にNBCにて放送予定。日本では『シカゴ・メッド』は、HuluU-NEXTなどで配信中。(海外ドラマNAVI)

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(2022年7月時点での情報です)

Photo:『シカゴ・メッド』© 2018 Universal Television LLC. All Rights Reserved.