アンセル・エルゴート、渡辺謙出演『TOKYO VICE』シーズン2へ更新

アンセル・エルゴートや渡辺謙らが出演する『TOKYO VICE』がシーズン2へ更新されることが決定した。米The Hollywood Reporterが伝えている。

全国新聞初の外国人記者ジェイク・エーデルスタインの著書「トウキョウ・バイス アメリカ人記者の警察回り体験記」をHBO MaxとWOWOWがドラマ化した『TOKYO VICE』。『きっと、星のせいじゃない。』『ウエスト・サイド・ストーリー』に出演する若手ハリウッドスターのアンセル・エルゴートが主演を務める東京を舞台にしたサスペンスで、渡辺謙や伊藤英明、笠松将、菊地凛子、山下智久といった日本を代表する豪華キャストも出演。日本でも大きな注目を集めた。

『TOKYO VICE』シーズン2へ更新!

そのシーズン2更新決定にあたり、HBO Maxオリジナル作品部門の責任者サラ・オーブリーは声明を発表。「この世界有数の活気ある美しい都市を舞台にした魅力的でサスペンスフルなクライムストーリーを続けるために、熱狂的なファンの方々を新たなシーズンへお連れすることができて、この上なく興奮しています」と話す。

2019年に、当初は全10話でオーダーされていた『TOKYO VICE』。その後、数多くのシリーズがそうであったように新型コロナウイルス感染拡大防止のために製作を中断せざるを得ない状況を強いられた。そうした壁を乗り越えて製作された本作は、一般の視聴者のみならず批評家からの評価も高く、米批評サイトRotten Tomatoesでは89%の高評価を獲得した。

「注目すべきアーティストらと共に『TOKYO VICE』シーズン1の脚本を書き、製作することは比類なき体験でした」と話すのは、クリエイターのJ・T・ロジャース。「なので続けることができてこの上なく幸せです。我々の素晴らしいキャストとクルーと共に東京で仕事に戻ることが待ちきれません。紆余曲折のある物語が戻ってくるまで、しばしお待ちを!」

本作は『フォードvsフェラーリ』などで知られるマイケル・マンが監督と製作総指揮を担当。その他の製作総指揮には原作者のエーデルスタイン、出演者のアンセルと渡辺謙に加えて、『メリー・アン・シングルトンの物語』のアラン・プール、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンなどが名を連ねる。

シーズン2のキャスト情報など詳細は未定。続報が入り次第お届けしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『TOKYO VICE』 ©️HBO Max / Eros Hoagland  ©️HBO Max / James Lisle