『THIS IS US』クリッシー・メッツ、ファイナルシーズンで自分の恋愛体験を役に反映

米NBCの人気ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』で、ケイト・ピアソンを演じるクリッシー・メッツが、ファイナルシーズンで自分の恋愛体験を役に反映させたと語っている。(※本記事は、シーズン6のネタバレを含むのでご注意ください)

シーズン6の第12話「Katoby(原題)」では、ケイトと夫トビー(クリス・サリヴァン)の結婚が破綻。二人の離婚手続きが進むなか、ケイトは同僚で音楽教師のフィリップ(クリス・ギア)と新たなロマンスを発展させていく。

そのエピソードではケイトとトビーの結婚セラピーが失敗する一方、ケイトとフィリップの新しい恋が開花し、プロポーズ、そして婚約パーティーへと進んでいく様子が時間をさかのぼって描かれる。

米Entertainment Weeklyとのインタビューで、クリッシーがケイトとトビーの破局シーンに、実際に自身が経験した恋愛を反映させたと語った。

「ケイトは、最後までトビーが対処しなかった多くの感情を処理したし、私自身の恋愛でも同じで、大抵はそうなるようですね。女性が、“OK。もう出て行けるわ”と言ったら、男性は“え? 何を言ってるんだ?”という感じです。ケイトとトビーはそんな気がします。

彼女は長い間、その気持ちを持ち続けていて、二人はその危機を救おうとして、修復して繋ぎ合わせようとしてきました。相手を愛していても、これ以上一緒にいてはいけないとわかっているときは容易ではありません。もう本物の怒りが存在しないからホロ苦いし、それが一番難しいところですね。

すべて努力をし尽くしたのなら、他に何ができるでしょう? 信じられないほど悲しいけれど、いずれは起きていたことだから、“ああ、少しだけ息ができる”と思えるんです。文字通り、何年にもわたって続いた関係に別れを告げるのだから、撮影も難しかったです」

また、クリッシーはトビーがケイトに電話をかけ、もう一度チャンスを与えてくれるよう懇願したが、彼女は復縁する気になれなかった感情についても分析している。「彼女は彼と一緒にいたいと思っていたけれど、それまで上手くいっていなかったのだから、これから先も上手くいかないとわかっていました。二人は違う物を求めているから」

ケイトとトビーの悲しい別れが描かれる『THIS IS US/ディス・イズ・アス』ファイナルシーズンは、NBCにて毎週火曜に放送中。シリーズ最終話は5月24日に放送予定。(海外ドラマNAVI)

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(2022年5月時点での情報です)

Photo:『THIS IS US/ディス・イズ・アス』(c) 2018-2019 NBCUniversal Media, LLC. All rights reserved.